★ヨーロッパ貴族・王族の称号・爵位 3
みなさまごきげんよう

パリはすっかりロマンティックな秋です

ロマンティックといえばお城


お城といえば、王様・貴族


というわけで、貴族シリーズ、続きます。
★モナコのプリンス
★ヨーロッパ貴族・王族の称号・爵位
★ヨーロッパ貴族・王族の称号・爵位 2
イギリス在住の方からの貴重なコメント
貴族院はHouse ofLordsの日本語訳なので、「貴族」院とまぁなっていますが、Lordsは聖職・法服者(もちろん世襲じゃありません)以外に、一代限りでLordになった人と世襲制の貴族がいます。そして現行のHouse of Lordsにはもう世襲制の貴族はほとんど残っていないはずです。
最近ではBlairやBrownのお気に入りの人物を堂々と政治家として登用するために、Lordの称号を与えて、貴族院に入れるといった方法が主です。ちょっとこういうコンテキストで書くと、変な誤解が生じるかなと思います。日本人の「貴族」感とは違っていますから。
ご指摘されて、確かに日本在住の方には誤解が生じるかもしれませんね
と思い、補足です
上記でふれられているように、貴族には一代限りの貴族と、世襲制の貴族があります。それは、イギリス
に限らず。
日本に住んでいると想像しにくいかもしれませんが、他に聖職貴族・法服貴族というのがいます。
そして、法服貴族以外、この貴族議員たちは無報酬
です。つまり、貴族院議員は議院に召集されることが特権の一部であるとみなされているからです。
そういえば、イギリスに限らず、その昔、外交官や大使も無報酬でしたね。
ブレア政権では、一時大人数にふくれあがった貴族院の人数を減らし、今は世襲貴族は90人ほどしかいません。あとは、一代限りの貴族です。エルトン・ジョンも一代限りの貴族です。ヴァージン・レコード、ヴァージン・アトランティック航空の会長、リチャード・ブランソンも同じく。二人とも称号としてSir(サー)がついてます。これら一代限りの貴族を増やしたのは、まさに自分の味方をどんどん貴族院に送り込むため。なので、現在700ほどの議席のうち、90人ぐらいしか世襲貴族がいません。で、出席しない人もとても多いです。
ちなみにわたくしのイギリス貴族の友人達、ほとんど全員出席していません。
「あなたたち、Nobless obligeは "obligation"なのよ!
」
とわたくしたちの間ではジョークにしているくらいです。
だからイギリスの場合、貴族といっても、一代の貴族であるならば、お城とか家柄とか血筋とかは全く無関係なのです。こういう方が舞踏会などにいらっしゃっても、名前やその他いろいろなことで、もとが平民であることはわかっているので、周囲はそいうものとしての対応です。
コメントの続き
良く思うんですけど、大陸って「自称貴族」多いですよね。イギリスでは貴族制度がきちんと残っているので「自称貴族」ができないんですよね。その点、貴族制度が崩壊しているフランス・イタリア・ドイツ辺りって、言ったもの勝ちみたいな感じの人が多いような、、、。いずれにしても、割合的に、元士族(それも下級武士も含めて)がヨーロッパの貴族と同等いうのは、ちょっと言い過ぎかなぁと思いますが、どうでしょうか。
そうなのです
自称貴族も多いのです
イギリスに限らず、ベルギー、スペイン、オランダなどでは今も立憲君主国ですから、王族、貴族制度がちゃんとしているはずなのですが、社交界が存在する限り、自称・詐称の貴族というものはなくならないでしょう。もう君主国ではない国でも、~の末裔、みたいな詐称はよくあります。ロマノフ王朝の末裔、とかハプスブルクの末裔、とか。当時から、このような詐称はあったわけですしね。~の血筋をひく、~の傍系出身、とかね。なので、そういうのをちゃんと見分けられるようなコネクションが大切なのですよ
宮廷文化はやっぱりフランス

1日1回押してくださいませね!
「バリー・リンドン(Barry Lyndon)」
農民から貴族へ。18世紀ヨーロッパを舞台にしたキューブリックの秀作。
時代考証はもちろん、この時代のムードを忠実に再現するため、ロウソク
の光だけで撮影することを目的としNASA
のために開発されたレンズを探し出して使用したのは有名なお話
★モナコのプリンス
★ヨーロッパ貴族・王族の称号・爵位
★ヨーロッパ貴族・王族の称号・爵位 2
にほんブログ村 経営部門

人気ブログランキング参加中
素敵な
クリックを♪
お願いします
にほんブログ村 女性社長部門
→
こちらはアート・デザイン部門♪


パリはすっかりロマンティックな秋です


ロマンティックといえばお城



お城といえば、王様・貴族



というわけで、貴族シリーズ、続きます。
★モナコのプリンス
★ヨーロッパ貴族・王族の称号・爵位
★ヨーロッパ貴族・王族の称号・爵位 2
イギリス在住の方からの貴重なコメント


最近ではBlairやBrownのお気に入りの人物を堂々と政治家として登用するために、Lordの称号を与えて、貴族院に入れるといった方法が主です。ちょっとこういうコンテキストで書くと、変な誤解が生じるかなと思います。日本人の「貴族」感とは違っていますから。

ご指摘されて、確かに日本在住の方には誤解が生じるかもしれませんね


上記でふれられているように、貴族には一代限りの貴族と、世襲制の貴族があります。それは、イギリス

日本に住んでいると想像しにくいかもしれませんが、他に聖職貴族・法服貴族というのがいます。
そして、法服貴族以外、この貴族議員たちは無報酬


そういえば、イギリスに限らず、その昔、外交官や大使も無報酬でしたね。
ブレア政権では、一時大人数にふくれあがった貴族院の人数を減らし、今は世襲貴族は90人ほどしかいません。あとは、一代限りの貴族です。エルトン・ジョンも一代限りの貴族です。ヴァージン・レコード、ヴァージン・アトランティック航空の会長、リチャード・ブランソンも同じく。二人とも称号としてSir(サー)がついてます。これら一代限りの貴族を増やしたのは、まさに自分の味方をどんどん貴族院に送り込むため。なので、現在700ほどの議席のうち、90人ぐらいしか世襲貴族がいません。で、出席しない人もとても多いです。
ちなみにわたくしのイギリス貴族の友人達、ほとんど全員出席していません。
「あなたたち、Nobless obligeは "obligation"なのよ!

とわたくしたちの間ではジョークにしているくらいです。
だからイギリスの場合、貴族といっても、一代の貴族であるならば、お城とか家柄とか血筋とかは全く無関係なのです。こういう方が舞踏会などにいらっしゃっても、名前やその他いろいろなことで、もとが平民であることはわかっているので、周囲はそいうものとしての対応です。

コメントの続き


そうなのです










「バリー・リンドン(Barry Lyndon)」
農民から貴族へ。18世紀ヨーロッパを舞台にしたキューブリックの秀作。
時代考証はもちろん、この時代のムードを忠実に再現するため、ロウソク

★ヨーロッパ貴族・王族の称号・爵位
★ヨーロッパ貴族・王族の称号・爵位 2









にほんブログ村 女性社長部門
→

