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18世紀フランス家具アンティークディーラー、高木美香が立ち上げたParisのオートクチュールファーのブランドRuBis(ルビィ)
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RuBisのふわふわ王国ではみんなが幸せに
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-ヨーロッパ社交界からアート・アンティーク・
-ふわふわセレブ生活・ふわふわ政治経済など!
東京大学美術史学科(青柳正規ゼミ所属 : 現国立西洋美術館館長)卒業後、ローマへ。イギリス・ロンドンのサザビーズSotheby's Instituteの学校の後、パリのクリスティーズの学校Christie's Educationに。さらに、唯一かつ初のアジア人としてサザビーズ・フランスの家具部門を経て、18世紀フランス家具アンティーク・ディーラーに。そしてフランス毛皮連盟会長との出会いから様々なご縁でオートクチュールの毛皮ブランドを立ち上げることに・・・!
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今年は初のRuBisサロン by AAM
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年に一度、最高級ホテルのスイートルームでラグジュアリー
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RuBisとフランス政府認定NPO団体, 仏日芸術伝統工芸協会 (L’association des arts et métiers, AAM アー・アー・エム) が提携する初のサロンです
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詳細・招待状ご希望の方は、
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★ 欧人日本へ渡来の図 ★
この日本の屏風のような、イタリアのフレスコ画のようなこの絵、ご存知ですか? 人物はあきらかにヨーロッパ人、ですね。背景は。。。海と島?一枚一枚金箔が貼ってあるのがよくわかります。
少しひいて全体を見るとこんな感じ。
金屏風のような感じなので、実際は↓のようにキラキラ
です。
キラキラ
を想像して、さらに引いて見てみましょう。と、こんな感じ。
注)手前のグランドピアノは、作品には関係ありません。
この絵、見れば見るほどおもしろいのです。
この絵のタイトルは、「欧人日本へ渡来の図」。縦3m、横6mもある大作です。
1920年代にパリで活躍していたレオナルド・フジタ、日本名 藤田嗣治(フジタツグハル1886~1968)が制作したものです。藤田独特の技法によりキャンパス地に油彩で描かれ、背景に金箔が置かれています。
実は、この作品を見るまで、フジタに興味がありませんでした。乳白色の肌をした女性の絵で有名ですが、パッと見で私の好みではなかったからです。フランスを中心とするヨーロッパの18世紀家具を専門にしていたため、日本らしいもので興味があったのは、長谷川等伯の障壁画だけでした。
でも、仏日芸術伝統工芸協会という日仏間のお仕事をするようになって、あるいは私自身のヨーロッパ滞在年数が長くなったせいか、こうした日仏・日欧の両方が感じられるものにとても心を動かされるようになってきました。現代よりもはるかに海外が遠かった16世紀に始まった日欧関係に思いを馳せることが多いのです。
最初に衝撃を受けたのが、同じくフジタの手による、同じ場所にあるこちらの「馬の図」![馬](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/314.gif)
一目ぼれ
でした。
フジタは、欧州に渡ってきた日本人の中でももちろん最近の人物ですが、「どうしてこのような和洋ミックスの技法の絵を描くに至ったのかしら
」という興味がわき、そして次に見たのが、この「欧人日本へ渡来の図」。
とにかく、調べれば調べるほどおもしろく、フジタ自身も調べれば調べるほどおもしろい
(フジタについては次のブログで)。
この絵は 東洋と西洋の出会い をあらわしており、しかもそれは西洋が東洋に来て出会ったのです。渡ってきた、というとより感じがでますね。まさに、欧人日本へ渡来、です。
この絵は、そうした意味で非常に感銘深く、私の日本に対する感覚ととても似ていることに気づきました。ヨーロッパ生活が長いせいか、あるいはもともとの好みがヨーロッパ風であるせいか、日本のものを知るたびに、「発見」し、「出会った」気がするのです。ある種、大航海時代に新大陸を発見した感覚などとも似ているかもしれません。
AAM(アー・アー・エム 仏日芸術伝統工芸協会)としては、この感覚をあえて大切にし、「欧州、西洋から発見した日本」の視点から日本のみなさまに色々お伝えしたり、ご助言できれば、と思っています。
ご興味のある方は、少し長く専門的ですが、東京大学美術史学科の大先輩である林洋子さんの
藤田嗣治の1920年代末の壁画表現--パリ日本館《欧人日本へ到来の図》の制作プロセス
をご覧ください。PDFでかなり重いので、表示されるのに時間が少々かかります。
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少しひいて全体を見るとこんな感じ。
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金屏風のような感じなので、実際は↓のようにキラキラ
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キラキラ
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注)手前のグランドピアノは、作品には関係ありません。
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この絵、見れば見るほどおもしろいのです。
この絵のタイトルは、「欧人日本へ渡来の図」。縦3m、横6mもある大作です。
1920年代にパリで活躍していたレオナルド・フジタ、日本名 藤田嗣治(フジタツグハル1886~1968)が制作したものです。藤田独特の技法によりキャンパス地に油彩で描かれ、背景に金箔が置かれています。
実は、この作品を見るまで、フジタに興味がありませんでした。乳白色の肌をした女性の絵で有名ですが、パッと見で私の好みではなかったからです。フランスを中心とするヨーロッパの18世紀家具を専門にしていたため、日本らしいもので興味があったのは、長谷川等伯の障壁画だけでした。
でも、仏日芸術伝統工芸協会という日仏間のお仕事をするようになって、あるいは私自身のヨーロッパ滞在年数が長くなったせいか、こうした日仏・日欧の両方が感じられるものにとても心を動かされるようになってきました。現代よりもはるかに海外が遠かった16世紀に始まった日欧関係に思いを馳せることが多いのです。
最初に衝撃を受けたのが、同じくフジタの手による、同じ場所にあるこちらの「馬の図」
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一目ぼれ
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フジタは、欧州に渡ってきた日本人の中でももちろん最近の人物ですが、「どうしてこのような和洋ミックスの技法の絵を描くに至ったのかしら
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とにかく、調べれば調べるほどおもしろく、フジタ自身も調べれば調べるほどおもしろい
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この絵は 東洋と西洋の出会い をあらわしており、しかもそれは西洋が東洋に来て出会ったのです。渡ってきた、というとより感じがでますね。まさに、欧人日本へ渡来、です。
この絵は、そうした意味で非常に感銘深く、私の日本に対する感覚ととても似ていることに気づきました。ヨーロッパ生活が長いせいか、あるいはもともとの好みがヨーロッパ風であるせいか、日本のものを知るたびに、「発見」し、「出会った」気がするのです。ある種、大航海時代に新大陸を発見した感覚などとも似ているかもしれません。
AAM(アー・アー・エム 仏日芸術伝統工芸協会)としては、この感覚をあえて大切にし、「欧州、西洋から発見した日本」の視点から日本のみなさまに色々お伝えしたり、ご助言できれば、と思っています。
ご興味のある方は、少し長く専門的ですが、東京大学美術史学科の大先輩である林洋子さんの
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