私がVBACを選んだわけ | 今日も笑顔いっぱいで〜たんぽぽさん一家の物語〜

今日も笑顔いっぱいで〜たんぽぽさん一家の物語〜

我が家の姉妹+僕のお話と、母、そして時々、旦那のことなど、日々思った事などの記録です。

今回もまたVBAC記事です。

(またまた興味のない方はスルーしてくださいね。)


私がVBACを選んだわけ・・・

それは、産後すぐに入院中、一緒だったママさんに


「陣痛、すっごく痛かったぁ~、


帝王切開は陣痛がないし、ラクでいいよね


私も次ぎは切ってもらおうかな?」


っと軽々しく、笑いながら言われたのと、

家に帰って、何気に旦那さんと2人でTVを

見ている時に


「やっぱり普通で産まんとなぁ~」


と言われたのが、すっごく嫌で、内心


「ハイハイ、ごめんね。どうせ私は

普通で産めませんでしたよシラーどうせ私が悪いですよ。

でも、私だって、何もなければ普通に産んで

すぐ自分の子を抱っこして、授乳したかったし

みんなの様に、歩いて普通に新生児室に行きたかったわ!!」


「帝王切開はラクでいいと思うのなら、

自分も味わってみればいいのに!!

どれだけ心身共に、痛いか!!!」っと


あの時は、意地でも産みたいビックリマークなんて思っていたけど


ひまりを妊娠する頃には

そんなことはすっかり忘れ・・・っというのは嘘になりますが、


実際、妊娠してみて


VBAC=リスクが高いって事を聞いたり、あちらこちら(ネット)で

書かれたのを見たりするとやっぱり、そりゃ不安にはなりますよね。


「大丈夫なのかな?」って。

しかも取り扱ってくれる施設も少ないから

探すのも大変で、、、


でも第1子を担当してくれた先生の言葉「次は普通で」って

言葉が、つっかかり、それが余計に悩みの種になって


「どうしたら、どっちを選択したらいいんだろう。」って


帝王切開を選択したら、3人目は100%帝王切開で

へんな言い方だけど、これが最後のチャンス。


それに、もし後から「あの時、普通でいけてたのに・・」

なんて事になったら、、、。


でもVBAC希望して、できなかったり、失敗した時の事を考えたら・・・

それこそ後悔―。



っと悩み、自分の思いや考えだけでは判断しきれず

経験や知識の豊富な医師や助産師さんに

相談するんが一番だっと思って、相談―。



きっとリスクの事は怖くなるくらいに言われるだろう

きっと反対されるのでは・・・?


っと思っていたら以外にあっさりと


「いいんじゃない?出来ると思うよ。」

「失敗した人、見たことないし大丈夫だと思うよ。」

蒲公英。さんならやれるわ、がんばってね。」


っと妊娠中に私とかかわってくれた人みんな

前向きな意見で、反対されるところか

応援してくれる人たちばかりで


受け入れ施設も3つみつかって(里帰り先2つ、地元1つ)


「これって、よくできたシナリオだなぁ。

施設が見つかり、応援してくれる人もたくさんいてて

自分の体もVBACできる状態で・・・。


だってVBAC自体を知らない人や

施設がなかなか見つからない人

母体が耐えられそうになくて、出来ない人も中には

いるだろうに、それを考えたら、私は・・・・。

これって、きっと神様が「やれるよ、がんばれ。」

って言ってくれてるのかもな・・・」っと。



それにVBACってなかなか、そう経験できる人って

少ないと思うし、自分がもし、そうなれたとしたら・・・・


母として、そして(もと)医療者としても

VBACに挑戦して成功させたいなって


帝王切開のお産も普通のお産も経験して

いるから、いろんな人の気持ちもわかってあげれるし

話も聞いてあげられると思うし、

私の経験が誰かの役に立つ事も、今後あるかもしれない・・・。


それより、何より自分がいち患者さんになってみて

上手く、言えないけれど


「患者さんが望む、ホントの医療って?看護の提供って何?」って

考える機会になったというかね。


今、現在何かしらあって病院通いしている人の中で


「自分の希望どうりです。満足な医療や看護を受けています」

っと自信を持って言える人ってどのくらいいるのかな?っと。


「患者さんの個々のニーズに応じた対応・・・」とか

「患者さんの思いを尊重」とか

「患者、中心の医療や看護の提供」とか


なんて、よく言ってるけどさぁ、ホンマにそうなんやろうか?


医療者がよいと思う医療(者)と

患者さんが思う、よい医療(者)とでは

なんか違うような気がする、お互いの考えが

ズレテイルように時々、感じるのは私だけかな?



私はまだまだ患者さんの立場って弱いっというか

言いたい事も言えず、また言っても

「うちでは取り扱ってない」って一言で終わらすというか

なんか希望していても叶えてもらえず

選択肢を狭くさせている??

医療者(業務)中心の考えが選考しているっていうかな?


って感じることがあります。

お姉ちゃんの時もな~んか、そういうのが見え隠れ

して、なんだか嫌な気分というか・・・。


うーーん( ̄ー ̄;もうちょっとね~

なんだかなぁ~??って感じかな?


けど、厳しい医療現場の環境下で

理想論はいっくらでも言えるけど、実際は

どうしようもないのかな?っとも思ったり・・・

今が精一杯というかね・・。


でもさ、2人目の時に出会った、助産師さんも医師も

とってもステキな人ばっかりだったなぁ、


お腹の子と私の事をちゃんと考えてくれて

話も聞いてくれて・・・、助言してくれて・・・。


ホントに患者さんの意見をまず一番に尊重してくれた

って感じることが多くて


だって転院する前、担当の先生、院長に

「僕が全責任を取りますから、うちで蒲公英。さんのお産(VBAC)

やらせてあげて下さい!お願いします!!」


ってわざわざ、1人の妊婦のために言いに言ってくれたんだよ、

私はできへんの知ってらから、転院しようってずっと思ってたから

期待も、何もしてなくて、その話を聞いて驚いたし

担当の先生から「ゴメンネ」って何度も謝られて


(いや、いや別に先生が悪いんじゃないしあせる


担当の助産師さんもホント毎回、いろんな情報を提供してくれて

一緒に悩んでくれて、いろいろ話も聞かせてくれて

(毎回、助産師外来1時間以上、話してたもんな(  ゚ ▽ ゚ ;))


転院先の先生も常に私の事、気にかけてくれはったん

わかってたし、助産師さん達もね流れ星


なんか最近、医療や看護はサービス業

(っといってしまえば、確かにそうなのかもしれないけれど)

キレイな施設で、グレードの高い設備

食事やアメニティ、付属の○○とか


ばかり重視されがちなような気がするけれど


でも、やっぱり最後は


「人」



なんだなぁ~って。


いい設備があって、いくら施設がきれいでも

人の頭(知識)と腕(技術)と気持ち(コレが一番、大事です好

がなけりゃぁ~ね。っと


今回は、ほんと勉強になったし

私もなるんやったら「ああいう医療者やね。」って思ったし・・・


っとなんだか、話しそれてきましたが(><;) 


患者さんにとってハイリスクではあるけれど

患者さんが望む医療って?っていうところで

自分が経験したいかな?って


(すっごい軽々しい思い・・・かも汗


でも、それより、助産師外来でお産の振り返りを

した時に1人目の時は子供と離れて淋しい・・とか

母として何もしてやれてない・・情けないって思いが

強くて、それが1番のトラウマというか

「生まれてくる子とずっと一緒にいたかった」

って思いが一番、大きかったと思う。


その次に出てきたのは、前回にもお話にでてきたように

「産後の生活の事考えて・・」かな?