気が付けばもう40代。

 

たっくさん失敗したし、たっくさん笑った。

そして泣いた。

 

一度振り返ってみたいと思ったので

私の人生の歩みを出生から

書いてみたいと思います。

 

前回の内容


 

 

 

中学受験を始めたけど、ピアノは今まで通り毎日やる。

毎週じゃなかったけど日曜日は音楽の先生が来る。

 

 

学校とピアノと塾のバランスが取れなくて

お腹が痛くなった時もあった。

 

 

 

 

 

仕事でレッスンの前の母にそれを言うと

怒られた。

母はしぶしぶ、塾に欠席の連絡を入れていた。

 

 

 

 

 

不思議と行かなくてよくなったと思うと

お腹の痛みはなくなっていった。

 

 

 

 

そんなことが何回かあったと思う。

するとしびれを切らした母は

もうやめたら?とブチ切れる。

 

 

 

 

 

辞めても良かったんだろうけど

何故か引くに引けないと思っていた私は

泣きながらやる。と返事をしたのだ。

 

 

 

 

 

友達も私が塾に行っているのは知っている。

塾には友達がいるし、先生もいる。

私だけ辞めたくない。

 

 

 

 

行きたい学校があるわけでもなかったのに

やる。と言い続けた私。

 

 

 

 

塾では私と同じように

母親がピアノの先生をしている子がいた。

 

 

 

 

結構毒舌な子だったけど

ピアノを母親から習うのってきついよね。

そんな話が出来た。

 

 

 

 

周りからお母さんが

ピアノの先生なんだと知られると

スゴイね的な感じで見られていた。

 

 

 

 

だから親から習うのって大変なんだ、

という話が出来なかった。

だって想像できないだろうから言わなかった。

 

 

 

 

母のレッスンでは練習不足だと言われて

泣きながらピアノを弾くのは日常茶飯事。

言われた通り練習していたら右手の指を痛めて

左手だけの練習になることも多々あった。

 

 

 

 

それに対しても、まだ治らないのかと責められた。

 

 

 

 

 

塾に通っているからには勉強もしないとならなかったけど

分からない問題では、つまずきっぱなしで

全く進まなかった。

やっていて出来ているような感覚にはなれなかった。

 

 次回へ続く