途中から傍聴した裁判。

被告人はまだ若い男性。何をやらかしたと言えば仲間2人と一緒に工場現場「電線」の窃盗したとの事。EE JUMPのユウキ君と同じですね。なんでこんな事をしたのかと言うと借金。競艇でのギャンブルでアコムに130万位借金をこさえていたようです。(ご利用は計画的に)んで盗んだ電線を売却していたとの事。

共犯者は中学生の頃からの付き合いだそうです。

 

因みにこの子・・根はめちゃいい子です。犯行当時の月収は25~27万程度だそうですが内6万くらいは母親に仕送りしています。でも月10位はギャンブル、4万くらいは返済・・・。うん、根は良い子だけども駄目な子ですね!被告人は謝罪文も書き、被害の弁償も行うとの事。今後は実家に帰り母の監督を受ける事。借金の件は、事が事だけに母には話せなかったそうです。

 

あと検察官の質問では「子供の頃から問題行動は無い、そういう人は犯罪のハードルは高い、どうしてこういう事をしたの」という質問には「ギャンブルで冷静な判断が出来なかった」という答え。(ほんまかいな?)お金に困って悪い友達の誘いに安易に盗みを働いたとしか見えないんだけどね・・。つか、ギャンブル依存症ぽくね?

 

因みに借金は現在派遣で働き(会社は流石に首かな・・)120万位残っているそうです。(ほとんど減って無いやん)

 

あと被告人。盗みに入ったのは他にも複数あります、とさらったカミングアウト。ようは起訴されたのはこれだけって事。

おいおい、んじゃあ他の盗みの犯罪はどうなるのよ?と思わず突っ込まずにはいられませんが、裁判ではそこはスルーされました。なぜ?

 

判決は懲役1年6ヶ月、執行猶予3年(確かその位だったと思います。)

 

ギャンブルは二度とやらないと言ってましたが・・どうですかね・・・再犯の可能性は高いと思いましたね

 

うさぎでした。

さて、仰々しい名前の裁判の続きです。いよいよ被告人への尋問が始まりました。

被告人は坊主頭の20代前半。朴訥な印象を受けます。運送業に勤務していたようです。運送の仕事は楽しかったそうですが色々有って現在は無職、お父様のコネで仕事を探していた感じですね。

 

まず被告人を含めた10人の共犯者ですが、正直被告人はその中では大した指導者的な存在では無かった事が伺えました。グループの中には辛うじてリーダー的存在Aが居た事が分りましたが、血の気の多いBとCが今回の暴行の主犯。被告人は主にドライバーとしての役割を担っていました。なお車内で暴行を繰り返される被害者には敢えて何もしなかった様です。因みに被害者を拉致した時も車中にいたとの事。何故かと言えば暴力沙汰に巻き込まれたく無かったから。

 

うさぎ的にはこの少年・・凄い小心者という印象を受けました。そもそも執行猶予中の身で有りながら何で大麻やLSDに手を出したかと言えば友達との関係をつなぎとめる為・・要は仲間外れに成るのは嫌、ボッチは嫌という姿が見えてきます。

 

これが友達との関係を絶ち切れなかった原因と推察しました。「前回の大麻で次、執行猶予中で捕まったら実刑」という裁判官の言葉も大麻の煙と共に消えたと言う訳です。でも寂しがり屋だけに決して家族が嫌いな訳ではないんだと思います。むしろ家族の前では猫被って居たんじゃないかな(想像)因みに被告人、家族からは見捨てられると思っていたらしく、お父様の懸命なお姿を思い出したのか途中から泣き出してしまいます。

(因みにウサギでも逆の立場なら泣きます。)

しかし、今回、暴行に関してはホント悪質です。手を拘束され、目や口をテープで塞ぎ、視界を奪われた上での暴行、しかも半日近くも車で連れ回して挙句の果てに紙を食べさせたそうです。被害者はその時のショックでPTSDになり、事件から5ヶ月がたった今でも明かりを付けたままでないと寝れないそうです。

でも言いたかないけど違法な薬物の運び屋やってる被害者も被害者だけどね

 

これら様々な事から検察側の求刑は中々厳しいものでした。

確かに今回は共犯者もみな等しく同罪という事、計画が役割分担がきめ細やかに決まって居るなど極めて計画的な犯行である事、拉致監禁のドライバーという重要な役割を担っている事、執行猶予中の再犯で有る事、(しかも釈放されてから1か月くらいでまた大麻に手をでしている訳で)、自ら暴行を加えてていないという事は言い訳は出来ない事、また1万円とはいえ報酬を受け取って居る事、などなど、その他諸々の理由から懲役6年を求刑。

 

弁護側は

たくさんの共犯者がいた事、この事件は被告人の事件、抽象的な事を言うべきではない

暴行を加えたのは共犯者のBとCで有る事、示談が成立している事、主体的な行動をとった犯人には執行猶予付いている事(本当かよ)から本来は執行猶予が与えられるべきである事、更生の為に力を貸してくれる人が父親以外にもいる事、暴行をしていた人とは責任の重さに違いが有る事、その他諸々の理由から懲役3年を求刑。

 

どういう判決が出るかは分かりませんが・・どーしても、うさぎは涙に弱いといいますか・・

出来れば三年で勘弁してやってくれないですかね・・示談も成立しているし・・・

自分、あのお父さんの嗚咽を聞いたら・・どうしても同情してしまいました・・。

 

うさぎでした。

 

 

 

もう罪状聞いただけで酷い事件ですね。

ここまで豪華な犯罪の名前が有るのかと若干ドン引きなうさぎです。被告人は若い丸坊主のお兄ちゃん。スーツを着て神妙な面持ち。まだ20代前半。大麻での逮捕歴あり。執行猶予中の犯罪ですので今回は懲役はほぼ確定です。さてでは何をやったのかと言うと

 

仲間か個人で【ここらへんの記憶曖昧です。】とSNSでLSDの薬を薬の売人に依頼、買ったLSDで期待した効果が出ず、偽物を掴まされたと思い、腹いせに仲間たちと共謀して被害者の薬の運び屋を呼び出して、お仲間連中が殴る蹴るの暴行を加え、車に拉致監禁、そこでも暴行を繰り返し被害者の車と時計と現金を盗み、現金20万を持って来なければ、お前をぶっ殺す的な事を言って脅迫。被害者を開放します、後日被害者は指定された日時にお金を持って指定された場所行ます。(お金は親が用意したようです。)そこで被害者は20万と2千円を奪われます。その後、被害者は親に連れられ警察に出頭。事が露見して被告人を含め10名が逮捕されたと言うのが事のあらましです。

 

まあ、薬の運び屋をやっている被害者も脛に傷物つ身ではありますが、被害者は運んだ薬が、偽物か本物かは知らなかったと言ってるそうです。

今回の犯罪、複数の人間が被害者を拉致、監禁、逮捕、と凶悪な上に、役割分担などもしっかり行っており計画的な犯罪で極めて悪質な犯罪だとうさぎは感じました。今回捕まった10名は地元の友人、アルバイト仲間だったらしいですが、注目すべきは前回の大麻でも事件で関係があった悪友たちが逮捕された10人の中に含まれていました。要は薬と悪友から縁が切れなかったという事ですね。

 

暴行の内容もかなりひどい。殴る蹴るは当たり前、目や口、粘着テープで覆い、手も拘束状態にさてた上での暴行、話を聞いてるとリンチにか聞こえませんでした。なんでリンチって言わなんだろう?因みに被告人はその暴行には加わらず、傍観していたそうです。あと犯行の途中で大麻も吸っていたようです。

 

被告人の証人として、被告人のお父様が証言台にたちました。このお父様がまたご立派な父親です。何でしょうか・・まあ他の家族は順調で何故かこの子だけ子育てに失敗してしまった感じでしょうか・・。逮捕当時は朝方に警官が自宅に来て逮捕状を見せられてそのまま息子は逮捕。

後日弁護士から連絡があったそうです。それから昔の悪友の一人が逮捕されたニュースが流れたそうです。口に出しては無かったけど「まさか」と思ったんじゃないですかね・・。

しかもですよ、執行猶予中ですよ、それなのに大麻よりも重いLSDに手を出してたなんて・・

お父さん、途中から嗚咽してましたよ。もう自分はお父様に感情移入しまくりですよ。

お父さん、息子の為に示談金用意して被害者と和解したりして・・(あくまでも息子に貸すという体裁を取ってましたが・・)全力を息子を守る気ですよ。

しかも、懲役が終わった後の更生までかなり具体的なプランを考えていました。(まあ、お父さん人脈すごいです。)

 

さてこの事件、正直・・被告人には現段階では何も同情できません。でもこのお父様のお気持ちを考えると、どうしても寛大な裁きをと思ってしまったしだいです。

 

うさぎでした