と言う訳で所謂万引き犯ですね。被告人は40代後半。浅黒い肌でどことな~く育ちの良さが伺える男性ですね。耳が不自由なそうで補聴器を付けての裁判です。
被告人は高校を卒業後、イギリスへ留学、卒業後、絵画教室を開き絵画の制作、販売などをしていたそうです。(留学が出来る段階で親は結構裕福なのでしょうね)婚約者がいます。ちなみに今回のコロナで絵画教室は当然、閉鎖。経済的にはかなり困っていたそうです、パスタソースなど2000円前後だったかな?を万引きして自転車で逃げようとした所をお店の人に見つかり、揉み合いになりその際、店員を自転車の下敷きにしてしまい、窃盗の罪の他に傷害の罪も付いてしまいました・・。
あと、被告人当時お金が無かった訳では有りませんでした。被告人はお財布を2つ持っていて、一つは自分専用の財布もう一つは共同生活用の財布があり、その共同生活用の財布が足りなかったから盗みを働いた訳です。因みに親には何回かお金の無心をしていたようで、恥ずかしくて親に経済的な援助は頼れなかったそうです。なんだかな~な話ですよ。
因みに被告人、窃盗は今回が初めてでは有りません。複数回あります。その度に罰金刑で事なきを得ています。なお示談は成立。被害者も刑事罰は望んでいないそうです。(寛大や~)
さて、被告人側の証言としてお母さまが出てきます。被告人もそうなんですけど、この親子すごく淡々と話すんですよね。んで明らかになったのはまず、お母さまが知っている被告人の罪の数は2件、でもこの被告人なんと実際には4件もの似たような窃盗事件を起こしていました。これにはお母さまも吃驚仰天です。
そして被告人はその度に罰金で今まで凌いで、そして今回ついに手錠を掛けられ留置所にぶち込まれてしまった訳です。
一応、お決まり何ですけど・・親としての責任を痛感・・最低でも3か月は実家暮らしてもらい生活を管理。罪の重さを実感して貰う。最終的には再度、東京で暮らす。(息子はそう希望)生活が軌道に乗るまで月15万生活の援助をするなど・・としてますが・・親・・甘すぎない?つか示談のお金も親が出してるんですけど。幾ら払ったのよ?
息子の方もあれですよ、今後は生活に困ったら親を頼るとか言ってますけど。いやいや、貴方も何シレッとニート宣言してるんですか??そこは「これからは働いて、示談金も少しずつ返して行きます!」キリッ(`・ω・´)的な事を言う所でしょうが
(@ ̄□ ̄@;)!!!何でしょうか?この違和感?
裁判官もちょっと、再犯の可能性を感じていましたね。質問が結構きつめな印象を受けました。
お店での万引き甘く考えてない?
自分が捕まって刑務所に行く事想像できない?
などなど裁判官からの質問が飛びます。(実際はもっと厳しい質問が有りましたけど)
一応被告人は反省はしている様には見えましたよ・・パッと見ですけど・・
一応、今回はじめて手錠を掛けられた事がショックだったようです。あと今までは罰金刑で軽く見ていた。ほんとかな~?
でもなんだかな~、再犯の可能性メッチャ高そう
求刑は検察側は懲役1年2ヶ月を求刑。弁護士側はまあ当然寛大な処分な訳ですけど・・
正直、今回は実刑の予感がしますね。
うさぎでした。