現在腰痛中。

クシャミをすると腰が痛い。

花粉舞い散るこの季節、起き抜けの朝のクシャミは辛い事この上ない

整形外科で薬を貰って、何とか腰を曲げると鈍痛くらいには痛みを誤魔化せるけど

暫くは大人しくしていた方が良いみたい。

 

 

この犯罪の裁判ですね。

罪状は「暴力行為等処罰に関する法律違反、傷害」被告人たちはお店のオーナーとその従業員と客。お店のオーナーとその弟は、背はそんな大きくは感じませんでしたが中々逞しい屈強な体格。後は如何にも今時の若者といった、まだスーツより学生服が似合いそうな子もいました。

 

さて事の発端は被害者の男性が「女性同伴で来店していた被告人A」酒に誘った事から始まります。やがて2人は口論に発展してしまいます。お酒の勢いも有り口論はヒートアップ。被害者はお店の悪口を言ったり、侮辱したりの言いたい放題。やがてAが挑発に耐えかねて大事になります。被害者はかなり酒癖が悪いらしく過去にも、この店で騒動を起こしていたようですね。その時、本来なら仲裁に入るはずのお店のオーナーの被告人Bも止めようとはしたみたいですが、お酒で酔っていた事も有り被害者をボコる側に。さらに弟の被告人Cを呼び出し、トラブル発生を知った弟Cは従業員2人にも連絡して最終的には5人で被害者をボコる事になります。スタンガンなども持ち出して、フルボッコタイム。中々凄惨な暴行だったようです。絡み酒の代償は肋骨骨折その他諸々、全治3か月だか4ヶ月。あと時計、指輪、財布などを盗まれ、パンツ一枚の全裸で店の外に放り出され、放置プレイと相成ったのです。被害者ざまあww

 

この被害者、お洒落なバーで絡み酒。そんな下品な酒の飲み方ってありますかね?

しかも女性を連れてるわけですよ。迷惑以外の何物でもないわ。

因みに示談金は1500万円で成立!もはや立派な一財産です。(保釈金の1200万は兄弟の兄の方が知人から建て替えて貰ったようです。)

 

被告人の兄弟ですが、水産高の出身、弟さんは元漁師だそうです。なるほど体格の良さは納得ですね。荒っぽい海の男が、自分たちが大切にして育てて来たお店を侮辱され、酒癖の悪い客が他の客に絡んで大事になり、普段は抑えていた怒りが酒の勢いを借りて爆発、犯行に及んだ絵面が目に浮かぶようです。

弟さんは別の店舗を担当していて、従業員からは慕われていた様です。あと美人の彼女が居ました。諸君!リア充であります。別れず支えるとの事、偉いですね。因みに証言の途中で弟さんは途中から泣き出してしまいます。特に自分の指示で呼び出し、暴行に参加させてしまい巻き込んでしまった事を大変後悔してました。自分の事では無く他人の心配事すよ。今時いませんよこんな熱い殿方。

 

因みにこの兄弟のお母さま、事件がマスコミに流れて世間体を気にして家から出れなくなったそうです。心中お察し申し上げます。

 

哀れなのは呼び出されて、暴行に参加した部下の当時20の若者。周りがムサイオッサンばかりなので、それもあいまって実に可愛らしい💛

お父様が証言台に立ちましたが、お父様は石材を扱う会社の三代目。息子は父親の後を継ぐ気のようでしたが、お父様としては後を継ぐなら「他人の釜の飯を食って来い」要するに父親に頼らず世間の風に当たって来いと、「可愛い子には旅させよ」言いますが、それを実践した訳です。それがこんな形で裏目に出た訳ですから。父親としては息子を前科1犯にする為に旅に出した訳では有りますまい。

 

最後のある意味最大の犠牲者でもあり最大の加害者でもある絡まれた男性は今後酒は飲まないと約束します。示談金は1500万の内300万は自分の分として自腹で出しています。検察からは色々突っ込まれますが、わたくし正直・・酒で絡む人間にはあんまり同情しません。

確かにスタンガンまで出して脅かしたのやり過ぎだとは思いますが。はっきりって被害者男性・・遅かれ早かれこういう目に遭っていたんじゃないですかね?むしろ被告人たち、飛んだとばっちりと違いますか?

 

ただ・・被告人達にもおかしな所があります。まず被害者の時計やら指輪などの金品を奪い、証拠隠滅もかねて盗んでいた所。これは駄目でしょ。

あと酒のせいにして自分たちの犯行の責任の所在がいまいち曖昧になっていた様に思えます。

まあ、それを差し引いても被告人には同情してしまいましたが・・・。

 

今回、被告人には前科前歴はないようです。どうか寛大なお裁きをと思ったウサギでした。

 

と言う訳で10億円もの横領、背任の裁判を傍聴して来ました。被告人の名前をググるとま~あ出て来る、出て来るww

 

 

とっまあこの件に関しての裁判です。

 

傍聴しようと裁判所に入ると何たる不覚、予定より早く始まっていました。既に弁護士側はバトルモードで早速検察と裁判官に噛みついてます。何が有った?、さらに弁護人、被告人が座る位置についても裁判管に噛みつきます。こんなにも好戦的な弁護人は初めて見ました。裁判官が拒否っても食い下がります。ん~被告人が通常座る椅子と弁護士の隣の椅子に座る事について「被告人が通常が座る席が、まさに偏見に繋がる」的な事を言ったような・・「あと裁判員裁判では認められている」とか・・(そんな事、言ってたかな~?)はて?それがそんなに重要なのかはサッパリ分かりませんでしたが、意気込みと鼻息は冒頭からマックス!

 

検察の冒頭陳述では大学中退後、CAのキャビンアテンダントとして活躍、やがて資産家の夫と出会い目出度く結婚。因みに旦那様は東京女子医大名誉教授。

さて被告人が経営する医療法人「冠心会」の経営は火の車。悪化する経営を立て直すべく次々は横領と背任を繰り返して行きます。積もり積もった横領額はざっと10億!

横領した金の一部は自らの高級ブランド品の購入にあてていた模様です。

 

つーか、10億も横領する被告人も被告人だけど気が付かない周りも周りだよね・・。

 

さて被告人が証言台に登ります。どんな反省の弁が聞けるのかと思えば・・

「私は自分のした事が横領だとは思っていません」

「お金の件に関しては説明責任が有ると思うが、逮捕され勾留され4ヶ月もたち、難しい」的な事を言います。

公訴事実については争う気満々の被告人でございます。

 

凄いなこの人、伊達に10億の横領背任の被告人では有りませんね

 

本日の裁判はここまでで終了。我々傍聴人は次の裁判の予定を教えられる事なく退廷命じられ、すごすごと追い出されるように退出・・

 

あ~初めから見たかった。 うさぎでした。