久しぶりの裁判の傍聴に行って来ました。

前回行ったときは裁判所が人事異動の季節のせいなのか、かどうかは知りませんが、なんと新件の裁判がたったの3件しかなく、暫く裁判所通いを中断いたしておりました。今回は久しぶりの裁判所通いです。

 

因みに今回傍聴した裁判で裁かれる被告人の罪状は「住居侵入、窃盗、公衆に著しく迷惑をかける暴力的不良行為等の防止に関する条例違反」これだけ見ると空き巣にでも入って見つかって捕まったかな~と思いますが裁判が始まると実際は違いました。

いや違いはしないんですけどえ~と・・まあ所謂、下着泥棒さんですね。因みに盗んだ下着は500円なり・・

 

被告人は33歳の痩せた男性。職業は訪問看護。

妻子ありです。因み子供は娘で1歳だそうです。

被告人は三件の被害者女性宅で同居中の男性が居なくなるタイミングや被害者女性がシャワーを浴びるなど隙をねらって被害者女性の自宅に忍び込み下着を盗んだり、また裸の盗撮をしていたようです。中々の変態さんです。因みに被告人初犯ではでは有りません。過去に盗撮と痴漢で罰金刑を喰らっております。

 

ところで今回の裁判は女性尽くしです。検察官が女性なら、裁判官も女性、これから女の敵が女達にによって今正に裁かれる訳ですね。女性検察管が2人いたのですが、どうやらまだ裁判経験の浅い新人検察管でしょうか、時々噛んだり、裁判官から指摘を受けたりと妙に初々しいのが印象的でした。そのせいでしょうか被告人にも物凄く丁寧で腰が低かったりして面白かったです。

その反面隣の先輩の美人女性検察官が何か凄い、どSオーラを放っておりました。ほぼほぼ無言なんですけど、あんな風に人を虫けらかゴミの様な目で見る事が出来るなんて・・

普通の人間には耐えられません。

ドMで無ければ耐えられません。

これから始まる公開処刑に傍聴人一同気が引き締まる思いで有ります。

 

冒頭陳述では被告人が女性の下着に異常な執着があり下着の収集癖が有る事

仕事が早く終わったら、女性宅を物色していた事

高校生から40歳位までの女性が守備範囲で有る事

盗んだ下着を嗅いで自慰をしたかった事

臭いを嗅いで自分だけの秘密を感じ背徳感を得ていた事

盗撮する事にスリルを感じ、次第に止められなく成っていった事

 

などの変態紳士ぶりが詳らかにされます。

いや~仕事中は優しい訪問介護のお兄さん、仕事上がりからは女性の下着を狙う変態紳士とはギャップ有り過ぎでしょ。

 

さて被告人ですがなぜこの様な犯罪に走ったのかと言うと

まあ仕事のストレスと家族には内緒にしていた借金だそうです。因みに金額は600万結婚式などのお金も借金で作っていた用で、少しずつ積み重なってこの様な金額に成ってしまったようです。驚いた事に被告人の奥さん離婚はしてないようです。これは驚きました。だって、旦那さまは借金600万の下着コレクターの盗撮魔ですよ。しかも娘がいるんですよ。年頃になったらどうやって説明するんですか?それでも「貴方の全てが嫌いになった訳ではない」と被告人は奥様から言われたようです。奥様どんだけ聖女なんですか?

被告人は精神科などに通院してこの性癖を治す、今度こそは更生すると誓っていますが・・果して・・どこまで更生出来るのでしょうか・・。正直微妙な所です。

 

検察側の求刑は懲役2年6ヶ月を求刑、弁護士側は執行猶予を求めました。普通初犯は執行猶予が付きますけど、過去に罰金刑がある場合はどうなんでしょうか?執行猶予付くのかな~?ちょっと分から無いです。

取り敢えず、中々の変態紳士裁判でした。

 

うさぎでした。

と言う訳で腰の痛みはまだ有りますが、またぞろ裁判の傍聴に行って来ました。

 

何時もの様に予定をタブレットで確認すると、「刑事裁判の予定少な!」と吃驚仰天!

なんと三件しか有りません。確か新件は一点も無かったです。

午後に1件長い裁判が有ったのでその裁判の傍聴に行って来ました。

 

まあ、大した裁判では無かったのですが、裁判の件数が少ないので傍聴人は長蛇の列でした。

裁判の内容はホント大したこと無かったですね。

上野のパチンコ屋で高齢のお爺ちゃんの台が詰まって、台を叩いた所に若い女性従業員が注意した所、なにをとち狂ったかお爺ちゃんが手の甲でその女性従業員を叩いて、女性従業員が後日訴えて裁判になった感じですね。

 

特筆すべきは証言に立った若い小柄な女性従業員、この女性がまあ~、気丈と言いますか、気が強いと言いますか、証言台に立っても全く動ずる事、臆する事が有りません。覚悟決めて来ました!と言わんばかりの実に堂々とした感じで弁護士や検察の質問に答えていました。まあこの裁判、傍聴して分かった事は100%被告の負けです。だって防犯カメラに全部写ちゃってたみたいなのよねww

 

でもこのお爺ちゃん(80過ぎてるみたいなんだけど)叩いて無いと否定してるんだけど、でも防犯カメラに写ってる所を検察に突かれると、なんかシドロモドロ。元々高齢という事も有ってか会話が中々成り立たない。挙句、検察の質問とは関係の無い、取り調べでの不満をぶちまけたり、防犯カメラの内容に不満をぶちまけたりと審議が全く進まないのよ。

 

もう、弁護士も半分呆れてるし、検察は完全に呆れてるし、裁判官はくたびれるし

 

何もかもグダグダ。あたしゃ途中でメモを取るの止めましたよww

被害者の証人がなまじハキハキ、キビキビしてたので、グダグダ感が倍増です。

 

多分このお爺ちゃん、本当に叩いた自覚が無いんでしょうね。(ホント迷惑)

でも被害者女性は怒り心頭で高齢者だろう容赦無い訳で。

いやはや認識の違いで、ここまで喰い違うとは・・

 

まあ、高齢だし、前科が有るかどうかは知らんけど、ただ防犯カメラに犯行が写ってる以上、有罪は確定でしょう。まあ罰金辺りが妥当だと思うけど。まあグダグダな裁判でした。

昨日男性のフィギヤスケートを見ていたら

羽生結弦選手と宇野昌磨選手の練習風景を中継していた。

 

羽生結弦選手は百合の花に似ていると思うので心の中で

羽生選手を「百合の君」

宇野昌磨選手は薔薇の花に似ていると思うので心の中で

宇野選手を「薔薇の君」

 

呼んで応援している。

 

つーか、まだ腰痛い。