最近、テレビ等でお見かけする中野円佳さん。中野さんがその際、発言している言葉の背景が『教育にひそむジェンダ― 学校・家庭・メディアが「らしさ」を強いる(中野円佳著/ちくま新書)』を読んでいたら、より理解が深まります。

 

目次

第1章       赤ちゃんから刷り込まれるジェンダー

第2章       小学生闘うジェンダー

第3章       中高生の直面するジェンダー

第4章       大学のゆがんだジェンダー

という構成。

節目、節目に起こっていること、そして、現状に基づき、「大人は何ができるのか」を問うています。

 

本書で、検証されているように、私たちは生まれた時から「男の子」「女の子」の性別で服や遊びを与えられ、刷り込まれていきます。

そして、小学校へ入学すると、先生や友達。女の子なら、女子の固まりになり群れます。

やがて中学、高校へ入学すると、より性別の違いを目の当たりにすることになり、例えば、進学にしても、親から「女の子だから、勉強はそんなにしなくていい。大学に行くのなら近くで。一人暮らしはさせない…」という具合に、育てられているお子様が多いのが実情のよう。

 

また、子どもたちが成長し、女性たちは、就活が始まると、男性たちでつくった社会に組み込まれ、不公平さや理不尽…、時には差別などにぶつかるのです。

 

子育ての際、親が悪意をもってやっているのではなく、今までの経験値や社会の規則性から、無意識に?、そうさせているだけのこと。

 

ただここで、今までの「当たり前」を覆さない限り、一向に『男尊女卑』の社会はかわらず、多様性という言葉からも、離れていきます。

そのことを、読み手に、意識させる本書になっていました。

 

正直、この問題は、深すぎて…、難しすぎますあせる

でも、いろんな場面やケースで、声をあげている人たちがいるわけですから、私たちはその勇気ある声を「スルー」せずに、考えていかないといけない問題。

  

 

東大にいく女子生徒がなぜ少ないのか、理系の女子が何故少ないのか、日本の政治家(女性議員)や企業のトップにはなぜ女性が少ないのか…

 

 

海外からみて、ジェンダー問題が遅れていると言われ続けている日本。

こうした「社会」に本気で考えていき、変えていかなければならない時期が来ていることを感じてなりません。

 

決して、「その時代だから…」とか、「同調圧力」に負けたくないですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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