今日は息子がお昼を届けてくれて遅いブログ更新になりました
今回は、『塾の歴史』について少し書かせていただこうと思います。塾を始める、開塾したら、多くの方が一度は訪れるという緒方洪庵の適塾、そして吉田松陰の松下村塾があります。これらが塾の原点とも言われ、塾人たちが先人に思いを馳せ、学ぶために、足繁く通っておられます。
時間が進み、関西では、藤原学園実験教育研究所や、ラサール石井さんも通っておられた入江塾などが誕生し、塾業界では「第一世代」と呼ばれてきました。その後、第一ゼミナール、Win、イングなどの「第二世代」が業界を牽引し、全国で学習塾の株式上場が相次ぎ、塾業界を成熟させていきます。私が取材を始めたのが1996年からなので、まさに、この時期位から。そして、取材を通して「塾」を見続け、塾の方針やトップのお人柄が印象的な塾も数多くありました。
その後、塾は、教育を主体にした異業種、教育分野以外の異業種参入も始まりだしました。
私も取材を重ね、初めてお会いする塾長(トップ)とお話するなかで「あっ!この方なら、この塾づくりなら、塾が大きくなる」と予感させる塾も次第に増えていきます。そして、予想通り、今や誰もが知る、あるいはテレビ等でお馴染みの開成教育セミナーや木村塾、個別指導キャンパス、アップ学習会…など、お子様から保護者の方々まで愛される塾へと成長を遂げておられます。
塾づくりは、「教育」と「経営」とこの二つのバランスを保たなければならないので、難しいと思います。ひょっとしたら、「リスクが大きすぎて若い世代の方々が、塾を開業しないのでは?」と考える時期もありました。
でも今は、異業種大手企業からの参入や、今の時代にマッチした新しい塾も続々と増えてきているので、今後どうなっていくのか楽しみになってまいりました。
私が言いたいことは、この塾へ通わせたいと思ったときに、その塾の歴史(会社で言う沿革)を知ることもまた、新たにその塾の顔を知るきっかけにもなります。さらに、トップの話しを聞く機会があったり、トップの方と話すことがあれば話しのネタ(話題)にもできますよね。ぜひ、試みてくださいね。そして、合わせて、塾選び.netに『塾選択の7か条』がありますので、ご一読いただけたら、私が考える塾選びのポイントをご理解していただけると思います。
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