〇塾の保護者対象の勉強会の参加へ
教室ごとの保護者対象の勉強会は、今子供たちがどんな勉強をしているのか、お母様はどんな声掛けをしたらいいのかを教えてくださる内容です。しかも教科ごと、学校(志望校)ごとなど、シリーズで行ってくださっていて、今、振り返ると、私自身、あの時の学びは、子供をどんな風にナビゲートしていけばいいのか、子供との関わりを学ぶいい機会で大変、参考になりました。
一方、彼女は、最初のうちは、あまり興味をもっていなかったようでしたが、徐々に興味を持ちだし、一緒に参加。息子さんが反抗期だった時期も、塾の先生と二人三脚で、一緒に乗り切っていたご様子でした。
〇志望校以外の学校への興味
また、こんなこともありました。私立中学校の校長先生や教頭先生が塾に来てくださって、学校のお話をしてくださる学校説明会。塾ではよく行われるイベント(大きな会場をお借りし、全教室の保護者の方(希望者)が来られます)です。そこで、今までマークしていなかった学校にAさんは興味をもち『その学校へ行かせたい』という思いに駆られていました。
漠然とでも志望校があったら、他の学校への興味はどうしても希薄になりますが、受験校は複数になるので幾つかの学校説明会は参加するのがベスト
〇学校説明会への参加
志望校をはじめ、受験した学校がちがっていたので学校ごとの説明会に一緒に参加することはなかったのですが、Aさんは、私が「受験までに志望校の学校説明会は必ず行ってね」とアドバイスすると、志望校の学校説明会に参加していました。
※塾が開催する学校説明会やあるいは、学校独自の説明会、色んな学校が参加するイベントなどに行ってみると、新たな発見(「こんな学校があるのか」「イメージしていた学校と少し違う」など)があるので、率先して行くことをおススメします
〇受験のときに
受験のときに、旦那さんの協力がなかったので彼女は一人体制で進めていました。初日から不合格が続き、途中で電話があり、塾の進路指導と自分と本人の意見が違うので「どうしたらよいか」という相談でした。
中学受験に限らず、高校受験の時も、塾の進路指導と自分たちの意見が異なる場合に、どうしたらいいのかという相談はよくあります。そんなとき、塾の進路指導がベストなときもありますが、本人(お子様も含む)の意見をよく聞き、『本人の意見を尊重した方がいい』ときはそう伝えます。でも、ジャッジして、ここは塾の進路指導の方が正しいのでは?と思うときは、塾の進路指導に従った方がいいとお伝えします。
今回のときは、塾の進路指導の方を優先させた方がいいと思いましたが、Aさんも息子さんも志望校を受けたいと一点張りだったので、「お子様の気持ちを第一に」と言いました。なぜなら、もし受けなかったら、どのような結果であれ、きっと後悔するでしょうし、中学受験の思い出も単に「しんどかった」だけの記憶で終わってしまうからです。塾側は恐らく、ずっと不合格続きなので、これ以上、本人のメンタルがもたないだろう、受験しても合格する確率も低かったので、「受けない方がいい」とアドバイスされたようです。結果、塾の先生がおっしゃっていた通りになってしまいましたが、その前に、塾がセーフティネットでナイスなフォローがあり、無事に中学受験を終わられました。
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