今日発売のサンデー１５号に掲載されているFILE１０８９「半開きの扉」の感想です。
本日３回目の更新、１回目はこちら
２回目はこちら
※記事に一番最後に「シェリーのひとりごと」の画像を追記しました（３月１３日追記）
来週のサンデー１６号はコナンとゼロティの両方掲載なので、嬉しいけど一日に両方の記事が書けるかちょっと不安です(^-^;
無理だったらゼロティを翌日の木曜日に更新します。
以前はどっちも掲載は珍しくなかったんですよね。
それが途中から必ずどちらかは掲載に変更されて、その後はいつの間にか両方とも休載のことが多くなりました(^-^;
なので、両方掲載はゼロティ連載開始当初以来ではないかと思います。
では、本編です。
FILE１０８９、シリーズ第２話、ネタバレしてます。
シリーズ第１話はこちら
今週の扉絵・・・
小さな違和感も見逃さないーー
２階のベランダの窓ガラスを叩いて部屋の中で倒れている株本さんの名前を呼ぶ平次。
ベランダにはハシゴを使ってコナンくんも上がって来ている。
返事がないので、窓を破って中に入るしかないと言っていると、
背後から「どけ・・・」と声がした。
振り向くとベランダに置いてあった植木鉢を手にして立っている黒田管理官。
その植木鉢で窓ガラスを割る。
平次 （このおっちゃん、いつの間に？）
黒田管理官は気配を殺してベランダに上がって来たんですかね？
警察官の特技というより、やっぱり公安だから特殊な訓練を受けてるのかな？
部屋の中に入っていいのは管理官と小五郎さんだけだと言われる平次とコナンくん。
なるべく何も踏まないようにと言われる小五郎さんだけど、ガラスの破片だらけの部屋の中でよろけてしまい、机の上に置いてあった棒付きの飴を大量に床に落としてしまう
カン、カン、カン←飴が床に落ちる音
その時、その音を聞いた紅葉さんが、（あ・・・）
何か感じたようだ。
黒田さんが確認すると、株本さんの息はなかった。
口からアーモンド臭、口の周りや首元が濡れているから、床に転がっているペットボトルの水に青酸系の毒物を混ぜて飲んだと見るのが自然だろう。
警察到着
久々の綾小路文麿警部。
事件の経過を確認する。
稲場玲佑（いなばれいすけ）３９歳、脚本家
部屋の扉を開けたけど、何かにぶつかって途中までしか開かなかった。
木保重記（きまたしげき）５０歳、舞台監督
その時、扉の下から株本さんがいつも着ているチェックのシャツが見えたから、ソファーから転げ落ちてるかもと思った。
扉が開かなかったのは平次も確認済み。
自殺した女優の仁香さんの話が出る。
軽尾明児（かるおみょうじ）４８歳、プロデューサー
仁香さんも株本さんと同じように毒を飲んで扉を塞ぐように倒れていた。
詳しく知っているのは、遺体の第一発見者が株本さんも含めてこの４人だったから。
最後はベランダの窓ガラスを黒田管理官が割って中に入った。
色々な状況から株本さんの服毒自殺で決まり・・・
と、言いかけると・・・
コナン 「これは自殺じゃないよ！」
平次 「殺人やで！」
理由は・・・
この部屋にはペットボトルと毒の瓶はあったけど、ボトルに毒を入れるサジがなかった。
そんなのは瓶から直接ボトルに入れはったんとちゃいますか？とおじゃる警部は言う。
それなら、毒が多少はこぼれるはずなのに、キャップを開けた時に残るTEバンドとボトル本体の隙間には毒が一粒も入ってなかったで・・・と平次が言う。
TEバンドとはこれのこと。
TEバンドなんて、初めて聞きました。
そんな部分にもちゃんと名前があるんですね。
それにしても、物知りな高校生たちですね。
（コナンくんも実際は高校生なので一応含みます）
コナンくん曰く、毒を入れたらペットボトルを振って混ぜるけど、キャップの内側が濡れてない。
つまり犯人は事前に毒を入れたペットボトルの水と毒の瓶を一緒にこの部屋に持ち込んだ。
仮眠を取ってる株本さんのところへ３人とも様子を見に行っている。
でも、ペットボトルの水も毒の瓶も置いてなかったと言う。
綾小路警部は３人が様子を見に行っている間、小五郎さんたちは何をしていたか聞く。
リビングでグダグダしてたと言う平次。
紅葉 「ウチも平次くんと一緒にグダグダしてました♡」
と言って、平次の腕にムニュっと絡みつく。
（やっぱこの姉ちゃん乳デカ！！）
これがこの時の平次の率直な気持ち。
しかも、から紅の時と同じ構図だし・・・
場面変わり、スイーツ食べ歩き中の蘭と和葉
あ、そうだった・・・まだ食べてたのね
ゾクゾクゾクッ
っと、身の毛がよだつ和葉。
蘭 「ど、どうしたの？和葉ちゃん・・・」
和葉 「何か知らんけど、今、平次がダークサイドに落ちそうになってるような嫌な予感が・・・」
蘭 「ダークサイド・・・
」
ダークサイドってまさか、このことだったとは
月曜日のあつ森のコメントにあったけど、事件の話かと思ってました。
ちなみに、ダークサイドとは・・・
人間や人間社会における醜悪な側面
更に「醜悪」の意味としては、
行いや心がけなどが卑劣で嫌らしいこと。
これ、まんま紅葉さんやん
和葉 「紅葉や・・・紅葉が平次をよからぬ世界に引きずり込もうとしてんねん・・・」
よからぬ世界って・・・
何だかんだと平次も嬉しそうだったからヤバイよー
ダークサイドに落ちてしまわないうちに、和葉ちゃん急げ
気が気じゃない和葉は伊織さんに残りの店の数を確認する。
これから回る予定のお店はあと８軒だと
しかも、全店貸し切りで待ってるらしい・・・
いくらスイーツは別腹といっても、どんだけ食べるねん
事件現場では・・・
これが殺人なら株本さんに毒入りのペットボトルの水を飲ませるために２階の部屋で仮眠を取らせなければならない。
株本さんはピザは食べてない。
コーヒーも無作為に取っていた。
後はいつも口にくわえていたキャンディやけど・・・という平次。
キャンディって言うんですね
飴ちゃんじゃなくてキャンディ
株本さんはいつも同じ味のをなめていたから、睡眠薬をまぶしたらすぐにバレる。
ピザを食べないのは医者にダイエットしろと言われたから。
でも、切り分けるのはやっていた。
本当に食べなかったのかと言う黒田管理官。
株本さんの口からアーモンド臭がした時に、みんなが食べていたピザのガーリックとチーズの匂いもした。
切り分けて持って来たピザは丸いままだったから、かじった跡はなかったという小五郎さん。
今度は管理官、株本さんはペットを飼っているのかと質問。
飼ってないと答えると、
黒田 「そうですか・・・かすかですが、獣の匂いがするような・・・」
ギクッ
めちゃめちゃ驚いて焦るおじゃる警部
おじゃる警部のこの派手な驚き方を見れたのはかなり新鮮で貴重（笑）
しかし黒田管理官、やっぱり特殊能力持ってますよね？
やっぱり公安
黒田管理官に背を向けて、上着の胸ポケットにこっそり話しかけるおじゃる警部。
（今日はポケットでええ子にしといてくださいね・・・）
（マロちゃん・・・）
マロちゃん、マロちゃん、マロちゃん
なんと、初登場から１９年の時を経て、綾小路警部のペットのシマリスの名前が判明
「マロ」って漢字だと「麿」って書くのかしら
綾小路文麿から一字を取って「マロちゃん」
可愛すぎるー
一方、スイーツ食べ歩きは・・・
次のお店到着
次はおはぎ１０色セットらしい
２人が車から降りてお店に入ると、伊織さんは辺りをきょろきょろしている。
運転手さんに車を降りた後にいつもそうしてるのは何でか？と聞かれる。
「癖のようなものなので、お気になさらず・・・」
いや、気になる。
事件現場では・・・
殺人だとしても動機がわからない。
自殺の動機ならあると言う３人。
株本さんは仁香さんに惚れこんでいた。
もちろん、女優として・・・
自分の舞台には必ずキャスティングしていた。
だから落胆して自殺した方がわかる。
仁香さんが自殺をした理由は・・・
本読みに来ないと思っていたら、突然株本さんのスマホに「死ぬ」とメールが来た。
それでみんなで慌てて彼女のマンションに行った。
鍵が開いていたけど、寝室の扉が途中までしか開かなった。
仁香さんの家は高層マンションの３１階だったので、お隣の人に頼んでベランダ伝いに部屋まで辿り着いた。
舞台はもうやらないつもりだったけど、自分がなめていた棒付きキャンディを見ながら叫んだ。
「そうか、わかった！この舞台は絶対に当たる！」
すると紅葉さんが、
さっき小五郎さんが床にばらまいたキャンディのことで気になったことがあると言う。
「毛利探偵が落としはったキャンディの中に、音もせんとポーンと高く弾むキャンディも混ざっていましたから・・・」
それを聞いた平次とコナンくん・・・
わかったみたいです
この現場は元々密室だったんじゃねぇ・・・
犯人が密室に変えたんだ。
オレらが見てる目の前でなァ・・・
次号につづく・・・
面白～～い
全体的に全部面白かったです。
まず、シマリスちゃんの名前が「マロちゃん」
たしか結構前から、もしシマリスに名前が付いたら「マロ」なんじゃないかってネットで噂になってた気がするけど・・・
マロという名前がシマリスにぴったりと言うより、綾小路文麿さんのペットの名前は「マロ」しかないって感じがします。
それにしても、長生きなシマリスですよね
だって、初登場が２００３年公開の「迷宮の十字路」だったから１９年経ちました
って、思いがちだけど、実際にはまだたったの半年しか経ってない設定なので、長生きとは言わないですね（笑）
まぁ、深く考えるのはやめておこう
そもそもがおじゃる警部自体が映画からの逆輸入キャラなので、シマリスちゃんまでこうして名前まで付いて、２人（１人と１匹）揃ってコナンのレギュラーとしての位置づけにファンとしては嬉しい限りです
ダークサイドには驚きました。
和葉ちゃんの発想力に驚いたんですよ
それにしても、和葉ちゃんを外へ追いやって、その間にあんな卑怯な手を使って迫るところとか、やっぱり好きになれないなぁ・・・
それと、伊織さんは何をきょろきょろしてたんでしょうかね
今回の事件とは関係ないだろうから、誰のことを気にしてるんでしょうか？
何か、黒田さんまで大岡家と知り合いだったり、羽田家とのこともあるし、そっちの関係できょろきょろしてたんでしょうかね
蘭ちゃんや和葉ちゃんには関係ないのに、危ない目に遭うようなことはないようにしてもらいたいですね。
まぁ、伊織さんならその心配ないだろうけど・・・
それと、黒田管理官の人並み外れた特技
やっぱり公安なのかなって思いますね。
そういえば、先週の「シェリーのひとりごと」なんですが、黒田さんはピザを食べてないという内容だったけど、公安だから食べなかったんじゃないかというメッセージをいただきました。
ピザが黒田管理官のキャラに似合わないとか、職務中だから断ったとかじゃなくて、公安だから食べなかったとしたら・・・
「シェリーのひとりごと」で黒田管理官が実は公安でもあったと判明したことになりますかね
原作以外でわかることなんてあるのかって思うかもしれないけど、世良ちゃんの２番目の兄がチュウ吉だと一番最初に判明したのは実はとび森だったという過去があるので、それもありかもしれないなと思いました
今回、管理官の特殊能力をバンバン描いてるということは、この話でそこまでわかるのかなってちょっと思ったりしています。
で、事件の方は全然まだ考えていません
何度も書いてると思うけど、平次が出てると気が散って推理なんてできないのです
しかも、今回は和葉ちゃんと一緒で平次がダークサイドに落ちたらって思うと気が気じゃないですしね
関西ではいつも飴ちゃんって言うんだと思っていたけど、みんな揃って「キャンディ」でしたね。
関東ではあまりキャンディとは言わなくて、「飴」って言う場合がほとんどな気がします。
でも、棒付きだとキャンディって言うかもしれない
飴はこういうやつかも→
で、そのキャンディの中にスーパーボールが混ざっていたんですかね
ポーンって高く弾むって言ったら、大きさ的にもスーパーボールぐらいしか思いつかないです。
でもそれをどう使ったのかっていうのは皆目見当がつきませんが・・・
今回は色々盛り沢山ですね。
来週も楽しみです
よろしければコメントお待ちしています。
では～
３月１１日更新分の「シェリーのひとりごと」
