
神奈川県平塚市にあるアウトレット湘南平塚で、相曽いちご園さんが神奈川県育成のイチゴ'かなこまち‘を販売するとSNSで発信されてましたので、先ほど(3月20日10時頃)行ってきました。

西寄りの広場で、軽トラ・ファーマーズというイベントでしたね。

かなこまちは平塚市役所の方?もポスター持って、宣伝されてました。
正品(形状が整った2L、3L)が700円、形状大きさがバラバラの訳ありが500円。500円のも味は変わらないから、家庭で食べるならリーズナブルです❗

すずという品種も買ってみました。正式名称はベリーポップ すずと言って、三好アグリテックと三重県共同開発です。
以前、試験栽培で農家の畑で食べた記憶があります。
左の表はかなこまちの標準着色シートです。これは最後にボクも関わってます。かなこまちの親は紅ほっぺとやよいひめですが、やよいひめを使った交配(佐賀のいちごさんもやよいひめを親に使用)の子は意外と完熟からの軟化が早い傾向があって、3月収穫の着色は特に微妙なんですよね😅
イチゴの硬めの品種というと'とちおとめ‘が有名だけど、果肉が硬めで、皮にごく近い方は完熟するとズルっとなりやすい性質があります。
もう1つ硬い品種のやよいひめは全体に硬くて、特に皮に近い方がスレ、押しに強いが、暖かくなると果肉が柔らかくなる傾向があります。ただあまりにも採れ始めが硬すぎるのが市場にウケが良くなかったらしい。
果肉がほどほどの硬さで輸送が利くのも大事だから、難しいです😅
いちごさんは広島市場がターゲットですが、現地で見ると長距離輸送は着色2から3、直売所だと4でした。

かなこまちは手前の2パックで2Lと3L。すずは右の奥1パック。あと、平塚の任地のときお世話になった行谷さんにお会いしまして、行谷農園のトマトジュースを買ってきました。

左がかなこまち、右がすず。
すずは明るい赤色で、紅ほっぺより淡く、中身まで着色します。甘さは紅ほっぺより若干少なく、酸は少ない。果肉は少し粉質を含む感じで果汁は中〜やや少ない。酸が少ない品種だとあまりんがあるけど、あまりんが強烈な甘みなので、比較するとあまりんの方が印象が強いかもしれない。
かなこまちは、濃い光沢のある赤で、深紅の美鈴やロイヤルスイートよりは明るい色。中身も赤いけど、すずと同じくらい。甘さは紅ほっぺより強いがあまりんよりは弱い。ただし、先端があまりん以上で砂糖並みに甘いので、人によって感じ方が違うかもしれない。果肉は粘質・多汁で、多少のサクサク感(章姫に近い)。酸味があるから、あまりんとは全く違うベクトルの味です。だから、比較は難しいと思いますね。
相曽さんのかなこまちは、土耕で栽培していて、かなこまちの特徴が良く出てます。今シーズンは何園かかなこまちを食べましたが、1番自分のイメージのかなこまちに近いと思いました。日照を非常に好む品種で、日向と日陰で出来が変わってしまうとか作りにくさもあるけど、ちゃんと作っていただいてありがたいです。
本当はかなこまちをさらに改良して'さちのか‘みたいなコクと、おいCベリーの食味を加えたくて交配までやったのですが時間切れでした(異動した)。もう少し自分で選抜したかったですね😰
