ラーメン食べある記:新松田「ラーメン大西」 | ふ~さんの音楽とか料理とかのブログ

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2週間ほど前に新松田の大きい病院に行って・・・

 

 

実は健康診断で、便潜血という項目で引っかかって再検査なんですけど、確か9年ほど前にも同じ病院で大腸の内視鏡検査をやってました。

 

 

9年前は胃カメラほどではないけど、なんか辛かった思い出があり、ちょっと嫌だったんですが、いざ手術台に乗ると、左向きに膝を抱えた姿勢になり・・・

 

麻酔かけてもらったのか「寝てもらいますからね」と看護婦さんの声がしたあとに、女医さんの声がして「じゃ、これからやらせてもらいますねー。」といわれて、夢うつつ・・・

 

起きているような起きていないような、意識はあるんですが、何か内視鏡を入れられているという意識もほぼなく「終わりました」と言われて終了。1時間ほど別室で休んでから帰りました。

 

今の大腸内視鏡検査は進歩しているのか、全く痛くも違和感もなかったんで、ビックリですね。先生の腕にも依るのかもしれないけど、これなら何でもないから、ぜひ健康診断に引っかかったら検査した方がいいですね。

 

そういうわけで、昨日は、その内視鏡検査の結果を聞きに行ったんです。ポリープはいくつか小さいのを取ったらしいですが、特に問題はないので、次は3年くらいは行かなくても良いとのこと。

 

そして、前の検査で病院の近くのラーメン屋さんをチェックしていたので行ってみました。

 

ラーメン大西 松田店さんです。

 

実は、平塚にあるラーメン大西さんとかは以前からちょこちょこ行ってたんですが、新松田の大西さんは初めてです。本店は県西部の湯河原に本店があるんだけど、なぜか小田原系と呼ばれているラーメン屋さんなんですね。

 

本店・支店というハッキリした位置づけじゃなくて、暖簾分けらしく、しかも弟子をあまり取っていないのか、大西ラーメンは店主が高齢化して絶滅危惧種と言われることも(゚_゚i)

 

ここは価格が高いと有名だし、お腹もそんなに減っていないので、普通のラーメン(800円)をオーダー。(←券売機はないんです。他の大西も同じだけどw)

 

10分ほどで丼着。

黒っぽいスープに脂が浮いているのが特徴です。湯気が立ち上っていないのは、脂で蓋をしてしまっているからで、めちゃ熱々です。

 

それと他の大西だとスープを必ずこぼすくらい丼一杯にして盆ごと渡されるんですが、ここはスープがこぼれてないです(笑)

 

では戴きます。

 

スープは豚から取ったダシと醤油と謎の化調ですね~。これが病みつきになるというスープです。良く味わうと、ダシは豚の背ガラを煮込んだスープ、醤油ダレにチャーシューを煮込んだ汁とカエシの醤油ダレを合わせて、さらに何かしらの化調を加えているという構成のように思います。

 

これだけ黒っぽいのに、醤油の角々しい部分は全くなく、強烈な醤油ダレの旨みが舌にまとわりつきます。

 

麺は、いわゆるピロピロ系とか言われている縮れの多い中太麺です。割と加水率高めだと思うんですね。これだけ熱々のラーメンなんで食べるのに時間がかかりますので、加水率低めだと伸びるのが早くなっちゃうでしょう。

 

具はもやし、ネギの青い部分を薄切り、メンマ(甘辛く煮付けたもの)、チャーシュー2枚です。

 

チャーシューは柔らかく煮込まれた厚めのものです。そのものは美味しいんですが、今回は僕があまり好きじゃない脂身がほとんどの部分になっちゃいました(泣)

 

ここは脂身が嫌いだったら、ハッキリ「チャーシュー脂身少な目のところお願い」と言った方がいいです。

 

ご馳走様でした。量的にはかなりボリュームがあるんで、大盛だと思えばそんなに高いラーメンじゃないと思うケド、比較的高価格な大西ラーメンでも、ここは特に値段が高いような気がします。

 

平塚のラーメン大西は食後に旨みの残像が強烈に舌に残るので、松田店がどのくらいなのか、スープを飲んで観察しましたけど、平塚ほどには舌に残らないものの、やはり15分ほど食後感が強く残るラーメンですね。

 

この辺あたりが蒙古ラーメン中本みたいに中毒性があると言われるゆえんなのかも。

 

最近はどちらかというと無化調の身体に良さそうなラーメンが全盛で、昔ながらの中華ラーメンみたいなのが片隅に追いやられている感があるけど、大西みたいなオールド・スタイルの化調ラーメンがまだまだ商売繁盛しているところを見ると、ラーメンってジャンキーな食べ物としても存在価値が残ってるのかなはてなマークという気がしますね。