2019年9月に発売とほぼ同時に購入したHFJ-350M、その後20年3月に1.8MHz帯用のコイルHFJ-L1.8/1.9も入手して使い続けてきました。

 

 

これまで、自宅のベランダに設置しての運用と公共交通+徒歩での移動運用で合わせて236QSOとなりました。

 

 

1.8MHz帯は全て自宅からの運用によるもので、普段はHV7CXを取り付けてあるベランダの基台にHFJ-350M+HFJ-L1.8/1.9で運用したものです。

SWRは1.1程度まで下げることができますが、ロッドアンテナの長さを数mm単位で縮めたり伸ばしたりで、結構面倒です。

 

 

SSBとCWの大半はコンテストでの交信で5W運用、FT8は10W運用がほとんどですが、国内はAJDができ、海外はWとRUSSIA (ASIATIC)とQSO(どちらも50W出力)することができました。

 

 

 

3.5MHz帯以上は、隅田川テラスや近くの公園からの移動運用によるもので、FT-818、IC-705による5Wでの運用です。

14MHz帯から28MHz帯は自作GAWANT、144,430MHz帯はRH-770で運用するため、HFJ-350Mを使うのは、3.5MHz、7MHz、50MHzの各バンドで主にFT8で運用しています。

 

 

 

HFJ-350Mは、リグに直結、三脚を使う、下の写真のようにC型クランプにモービル用の基台を組み合わせたもので固定しています。

 

 

どの固定方法でも基台にカウンターポイズを接続していますが、

10m長1本、5m長4本を持ち歩いており、設置状況やSWRの下がり具合、受信状況などで判断して本数や張り方を変えたりしています。

調整はアンテナアナライザーを使って、ロッドアンテナの長さを調整しますが、3.5MHzや7MHz帯は1.9MHz帯と同様に帯域が狭く、長さによりSWRの最下点が大きく変化するので、何度もロッドアンテナの長さを調整して使用する周波数にSWRの最下点がくるように調整します。

 

 

 

最近発売されたRHM12のようなスクリュードライバー型アンテナの場合は、コイル部分を上下させながら、SWRの最下点を調整できるのですが、HFJ-350Mの場合はロッドアンテナを触りながらの調整はできないので、ちょっと面倒です。

 

最近、POTA (Parks On The Air) を始めてから、持ち歩く機会も増えました。

アンテナの性能的には、使ってみた実感としても耳も飛びもRHM12に軍配が上がると思いますが、コンパクトでショルダーバックに入る大きさでもあるので、持ち物をできるだけ軽くしたい時や、短時間の運用の時など、その時々でRHM12と使い分けています。

 

 

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