八字(台湾の四柱推命)の理論でみれば、はなはだ失礼な物言いですが、横領や着服に注意の命の方。
これは八字を学んでおられる初心者の方でも簡単にわかります。
また、いかなる生れ時刻でもこのことには変わりはないと断言できます。
四柱推命の先生のなかには、天に輝く太陽(丙)は地支より剋は受けないといわれる方もありますが、八字の理論ではそうはなりません。
わたくしの陳老師の八字のテキストNo.5の8ページの事業宮につぎがあります。
「會貪汚之人」というのは横領や着服するような人。
そのトップにあげられているのが「財剋印」。
強い財星が印(とくに正印)を剋している状態です。
まさに、水原氏の八字の3地支は、大水。
それが月上の丙の正印を倒しています。
いかなる生時でも月上に正印が出れば特殊格の従財格にはなりません。
このような命をお持ちの方は、努めて正しい金銭感覚と遵法精神を養うことが大切です。
また、経営者のように使う人の立場でいえば、いかに有能な方でもこのような命の方には、お金の管理に関することは任さないことが肝要です。
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