来因宮と生年Dでみるカルマの弁済が大切な理由 | 欽天四化紫微斗数と陳老師の八字と進化占星学

欽天四化紫微斗数と陳老師の八字と進化占星学

台湾の易学の大家である陳永瑜老師直伝の欽天四化派の紫微斗数と八字(四柱推命)、
そして今世の魂の進化の課題をみる進化占星学(西洋占星術の一つの流派)について
お伝えします。
占風鐸・オンラインスクール
主宰 田中宏明

前回のブログで「いま、もっとも関心があるのは欽天四化紫微斗数では、来因宮と生年Dでみるカルマの弁済」と記しました。

その理由をお話させていただきます。

下の八字は、安倍晋三元総理の命式




陽刃格で財官が天干に透り、富貴双全の命。

かつ、月徳、天乙貴人もあり世に出て衆目を集め、一国のリーダー、宰相になる徳分をお持ちの命です。

これは、陳老師の八字、または日本では泰山流の四柱推命を勉強されたなら、皆、納得されることと思います。


しかし、です。

欽天四化紫微斗数でみると、とても大きな災厄のリスクをお持ちの命というのが一瞥してわかります。




安倍元総理の来因宮は、福徳宮。

福徳宮は祖蔭、前世因果、魂、意識、享受等をみる宮です。

もうひとつ、大事な要素として神明、信仰もみます。

安倍氏は、某新興宗教に恨みを募らせた暴徒により落命の災厄にあわれました。

それは、この遷移宮が大運のとき。

非常に象意としてよくあらわれています。

政治家の方には、陰でお抱えの占い師が付いておられる人もいると聞いています。

安倍氏のような気性の人は、もし、そのような方がおられたとしても助言として受け入れることはなかったと思います。

しかし、少なくとも外出時における警護、警備には万全の対策をとっておかれるべきでした。

それがとても残念です。


安倍氏の災厄はもっとも厳しい横変死の因縁。

きわめて重いカルマも背負っておられたということ。

これを若くしてわかったとして、因縁解消、因縁転換をはかるのは並大抵でできるものではありません。

しかし、しかしです。

災厄は、大難を中難、中難を小難にすることは可能です。


欽天四化紫微斗数は、厳しい命術です。

怖いことは知りたくないという人には不向きな命術かも知れません。

しかし、身の危険とそのリスクの度合い、かつその原因まで教えてくれる命術はほかには知りません。

名刀は諸刃の剣ともなり得ます。

それを用いる者の器によって、人を活かすこともあり人を傷付けることもあるということ。


欽天四化を扱う者のひとりとして、心したいと思っています。


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主宰 田中宏明




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本サロンの動画講座では、欽天四化紫微斗数、八字(四柱推命)を中心に、進化占星学も取り入れています。
台湾の東洋命術の大家である陳永瑜老師直伝の欽天四化紫微斗数と八字、それに進化占星学を加味した3命術の勉強は、わたくしのみならず真摯な運命学愛好家の魂に響くと思っています。



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