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上図は、わたくしの欽天四化紫微斗数の命盤です。
父母宮から疾厄宮に向心力Bが入ります。
これは一般的には、父からわたくしがプレッシャーを受けるという象意ですが、そのプレッシャーの中身は何なのか?
それは、向心力Bは生年Bをみるのが法則。
生年Bは夫妻宮にあります。
これで、父はわたくしに仕事や妻の世話をしてくれると読めるのです。
BC同組。よって、平衡でCを飛ばすと財帛宮に入ります。
さらに、仕事や妻の世話をしてくれるだけでなく、経済的な面まで心配してくれる・・・。
息子であるわたくしからみて、父からの恩恵は感謝、感謝です。
実際、仕事については、家業である倉庫業の勉強をするために某大手の倉庫会社に縁故で3年間お世話になりました。父の手配です。
また、妻は、父の旧制中学の同級生の長女。
まさに、欽天四化でみた象意通りのことが現実になりました。
紫微斗数にはいろいろな流派がありますが、わたくしがとくに欽天四化派に惹かれたのはこうした内情まで示してくれることです。
そのためのロジックは精緻で優れています。
このように、欽天四化派の紫微斗数を縦横無尽に我がものとして活用できるかどうかは、向心力のみかたにあるように思っています。
【余談】
出生図のドラゴンヘッドで、魂の進化の課題(使命)をみていくことができますが、これは齢相応といいますか、このドラゴンヘッドが示すことに全力で尽くす時期は人によって異なるように思います。
ですから、お若い方にドラゴンヘッドの意味する今世の魂の進化の課題(使命)をお伝えしても、ご本人は腑に落ちないこともあるはずです。
たとえば、私のドラゴンヘッドは2ハウスの蠍座29度で、同じ2ハウスの射手座に月、金星、土星の3天体があるので、ドラゴンヘッドもほぼ射手座でみていいように思います。
私は中小企業の4代目の後継者。従業員が200~300人の会社の経営を約25年ほど頑張ってきました。
ドラゴンヘッドの2ハウスの独立自営をするのはもっとあとになってから。土星が2ハウスにあるので、56歳以降というのがその時期でした。
まさにそのとき、トランジットの冥王星が出生図の太陽とコンジャンクションで、経営者を辞めていまの占いの仕事の独立自営をすることに・・・
でも、会社経営に長年携わっていたことは、現在も大いに役に立っています。
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主宰 田中宏明
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