わたくしは、若いときは時代劇ファンでした。
水戸黄門や大岡越前をいつもよくみていましたが、とくに好きだったのが杉良太郎主演の「新五捕物帳」でした。
その主題歌の「明日の詩」の台詞がまた素敵で、カラオケでよく歌ったりしたものです。
当時の杉良太郎氏は、中年の女性に抜群の人気がありました。
何とも言えない色気が感じられたのでしょう。
彼は俳優と歌手業で莫大な財を築いておられましたが、前妻に離婚の慰謝料として10億円？以上の全財産を与えたといわれ、また継続したボランティア活動でもおそらくそれ以上の出費をされている慈善家の側面もお持ちです。
内閣府の防災情報のページより
以前より杉良太郎氏の八字、命盤、出生図をみてみたいと思い、生れ時刻を色々調べましたが、残念ながらネットではわかりませんでした。
そこで、生年月日の三柱の命式をもとに、生時推定で出した八字命式と欽天四化紫微斗数の命盤を下に掲げます。
建禄格でかなりの身強。
また魁罡格でもあります。
いかなる生れ時刻でも三柱でみて身強には違いありません。
正直なところ、この八字命式で生時を断定するのは難しい。
決めてとなったのはつぎの欽天四化の命盤です。
この命盤は、まず再婚の確率が高い命で、かつ特長的なAA串聯により前妻に多額の財産(慰謝料等)がいく命です。
過去にも数例このような命盤で、夫が再婚で妻は初婚。前妻との間で離婚調停中というような鑑定例がありましたので間違いないと思います。
お若い時より慈善活動に熱心なのは、父母宮の太陽D→Aと田宅宮の太陰が福徳宮に入ってくるからと思われます。
つまり、福徳宮がD→A(Aは財帛宮の廉貞A)で、稼いだお金はほとんど宗教的なことや精神的にことに使うという象意。
また、子女宮が丙で子供は3人まで。
ネットのウィキペディアによると「前妻との間に実子3人。ベトナムの里子は152人。」とあります。
子女宮に廉貞Aも入り、財帛宮と夫妻宮の丁宮から田宅宮に交易Aが入り、子女宮を冲照。
ベトナムに多くの里子がいて支援しているような象意です。
さらに、疾厄宮の天梁は真の宗教家、慷慨の人。
その疾厄宮の丙宮から交易Aが兄弟宮に入り、一般大衆である奴僕宮を冲照。これでボランティアで困っている人に支援を惜しまない人。
まず、生れ時刻は寅刻で間違いないと思っています。
確認のため出生図も拝見。
長らく慈善活動に取り組んでおられ、それがライフワークにもなっていることを考えるとこの出生図はそれを物語っています。
MCが牡羊座でその支配星の火星が2ハウスの乙女座にあります。
2ハウスにはほかに木星、金星、キロン、水星もある。
非常にパワフルなハウスです。
自分のスキル才覚で大いに稼ぐ力のある方で、1ハウスの獅子座の太陽を使って数々のTVドラマの主役や歌手としても活躍されました。
そして、ドラゴンヘッド(ノースノード)が12ハウスの蟹座。
自分よりもほかの人のためにという利他の精神が今世の魂の進化の課題、使命です。
また、その支配星の月が11ハウスにあります。
11ハウスは水瓶座のハウスで「博愛と奉仕」。
この11ハウスの月と1ハウスの太陽がセクスタイル。
この太陽は慈善活動にも主体的に行動されることになります。
もともと乙女座も奉仕的なところがあるので、杉良太郎氏はとてもポランティア精神に富んだ方なのでしょう。
出生図でみても生れ時刻は合っているように思います。
いずれ占い師育成サロンで、現在の妻である伍代夏子様とともに詳しく解説をしたいと思います。
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