つぎは、欽天四化紫微斗数講座(上級)のある受講生の方からのご質問です。
●質問
『破格の軽重の説明で、同象自化の場合は理解出来ましたが、同組破格A-D、D-A、B-C、C-Bの軽重の扱いの順番が知りたいです。
たとえば、D-DとD-A、A-D、B-Bどれが? 一番重いのか? などです。』
紫微斗数を勉強されている方でも、星曜派、飛星派のみされている方は、上記の質問の意味は失礼ながら不明だと思います。
欽天四化紫微斗数で扱う内容ですが、これはかなり高度なご質問です。
さて、破格という言葉はあまり使いたくないのですが、四柱推命や欽天四化をしていますと、どうしても出てきます。
破格の意味は、とくに説明は不要と思います。
欽天四化で破格になるのは、同象自化(A-AやB-B等)です。
A-DやD-Aは、よくない象意とはなりますが、厳密にいうと破格には該当しません。
したがいまして、上記のご質問の中で出てくる「破格の軽重」は、つぎのようになります。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20200601/14/fuushu/f3/29/p/o0698020314767539745.png?caw=800)
※左の項目に該当すると破格は重くなり、右の項目は低いです。
もっとも破格の意味が重いのは、たとえば男性で命宮が貪狼D-D、女性で財帛宮が武曲B-Bのような命です。
反対に、もっとも軽いのは、男性で奴僕宮が巨門A-A、女性で父母宮が左輔C-Cのような命です。
たとえば、父母宮が左輔C-Cは、お父様とご縁が無くなる、お父様が辛苦の人です。
ご自身の根基運命にはさほど影響はありません。(但し同組のBの宮は注意)
また、もうひとつ重要なことは、ADはいかなる星であれ財の象意があります。
よって、財の宮である財帛宮、田宅宮、福徳宮で、A-AやD-Dは、さらに厳しい命ともいえます。
このような命の人は、どのようなことに留意して人生を歩めばよいのか?
非常に大きな命題です。
ひと言で申せば、「徳を積みなさい」ということが正解です。
ただ、もうひとつ申し上げると、ADに関することはほぼお金で問題を解決することは可能かも知れません。
BCに関することは、身体健康に関係することが多いので、場合によってはより大変と言いますか、覚悟が必要なようにも思います。
欽天四化は佛学と言われます。
輪廻転生、因果応報を受け入れて、自己の運命と真摯に向き合った人は、わたくしは人生の勝利者と呼ぶべき人と思っています。
きょうもお読みいただき、有り難うございました。
占い教室・占風鐸 田中宏明
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