元日に読んだ本 「人生の勝算」前田裕二 著 | 欽天四化紫微斗数と陳老師の八字と進化占星学

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台湾の易学の大家である陳永瑜老師直伝の欽天四化派の紫微斗数と八字(四柱推命)、
そして今世の魂の進化の課題をみる進化占星学(西洋占星術の一つの流派)について
お伝えします。
占風鐸・オンラインスクール
主宰 田中宏明

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●元日に読んだ本 「人生の勝算」前田裕二 著

大晦日の12月31日に、アマゾンで買った本をヤマトの宅急便の人が自宅に届けてくれました。

「年末の忙しいときにご苦労様」というと、その若いドライバーの方は、「よいお年をお迎えください」と気持ちのいい言葉が返ってきました。

わたくしも「ドライバーさんもよいお年を・・・」と自然に口から出ました。

このような言葉のキャッチボールはいいものですね。

年末最後の日に、爽やかなドライバーさんに届けてもらったつぎの本は、きっと素晴らしい内容が載っている予感がしました。




実は、この本は、25歳で起業したわたくしの倅に勧められて買ったものです。

正直なところ、本を手にするまで著者はどのような方なのかまったく知らなかったのですが、多くの人に読んでいただきたい心の琴線に触れる本です。

著者は、プロローグでつぎのように述べておられます。

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人生というドラマの中ではしばしば、自らではコントロール不能な何らかの外部要因が、一見打ち手のなさそうな試練を与えてきます。そこで、決して、運命に屈してほしくない。突如立ちはだかる壁やハンディキャップは、後天的な努力によって必ず乗り越えられる。世間との競争にとらわれずに、他でもない、自分の運命と真剣勝負で向き合ってほしい。人ではなく、運命に負けないでほしい。
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この本は、若手起業家が書いた単なる成功本、ハウツー本ではありません。

人生訓に富んだ、自らの生きる姿勢や人生について考えさせられる良書だと思います。

もちろん、これからのビジネスで成功するための秘訣のようなものも随所にみられ、今後、独立して仕事をやりたいという人にも大いに役立つ内容です。

「自分の運命と真剣勝負で向き合って、決して運命に負けないでほしい」という言葉は、著者の信念になっているようです。

この信念が根底にあるからこそ、いま、もっとも注目される若手起業家のひとりとして活躍されているのでしょう。


さて、欽天四化紫微斗数や八字ようなひとりの人間の本質をあからさまに明示してくれる命術を学ぶ者は、この著者が唱えるような信念を持つことが大切なように思います。

去年、わたくしが出版した「欽天四化紫微斗数の世界」の副題として掲げた「因果を乗り越えて・・・」も、言葉こそ違いますが同じ趣旨であり、読者の方に命術を勉強する心構えのつもりでお伝えしたかったことです。

因果に振り回されたり逃げたりするのではなく、積極的に自己の運命と対峙する姿勢が必要であると思っています。

逆境は天から与えられたものではなく、魂を向上させるために、自ら課した練習問題だと考えられるかどうかが、今世の幸不幸を決定する大きな要素ではないでしょうか・・・


きょうもお読みいただき、有り難うございました。

芦屋占い処・占風鐸 田中宏明


芦屋占い処・占風鐸

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