●基本的なことですが、これまで疎かにされていたことのひとつです。
欽天四化の個人レッスンを受講される方から注文をいただき、拙著「欽天四化紫微斗数の世界」をお送りしました。
(わたくしの手元には、まだ在庫が十数冊あります)
そうしましたら、早速、つぎのようなメールを頂戴しました。
「一昨日、昨日と少しずつ読み進めており、ブログで書かれていた内容がとてもわかりやすくまとまっていて、すごく勉強になっております。これからも受講までしっかりと読み込んでいきたいと思います。」
わたくしの講座を一度も受講されたことがないのに、上記のようなコメントをいただくのは、かなり聡明な方と思います。
もともと、欽天四化紫微斗数の勉強に向いておられる方とも言えそうですね。
さて、話は変わりまして、欽天四化紫微斗数では、いろいろな場面で体用の理を使います。
たとえば、本宮と大限宮でその10年のいろいろな象意をみることになりますが、その場合、本宮が「体」、大限宮が「用」になります。
では、つぎのような場合、どのような違いがあるのでしょうか?
「どちらも同じじゃないの?」という声が聞こえてきそうです。
体と用が違いますので、同じではありません。
このあたりの理屈をきっちりと押さえておかないと、看命鑑定にブレが生じます。
ほんとうに基本的なことですが、これまで疎かにされていたことのひとつです。
これは、欽天四化派に限らず、星曜派、飛星派でも重要な概念です。
きょうもお読みいただき、有り難うございました。
芦屋占い処・占風鐸 田中宏明
芦屋占い処・占風鐸
※アメンバー申請はわたくしの生徒様のみ受け付けています。一般の方はご遠慮くださいますようお願い申し上げます。