欽天四化紫微斗数でみると、どなたさまにも貴人の宮、貴人の生まれ年（干支）の人がおられます。
わたくしの場合は、巳宮の遷移宮と、丑宮の福徳宮が貴人の宮なので、巳年、丑年生まれの人が貴人となります。
わたくしの姉は、巳年生まれです。
個性的な性格の姉ですが、実家の近くに住んで、いまでは年老いた母の病院の送り迎えなどをしてくれています。
長男であるわたくしの役目を担ってくれて、とても感謝し助かっています。
また、本ブログにも、以前、書かせていただきましたが、2013年の5月、つまり巳年の巳月に、台湾台中でいまもご指導賜っている陳永瑜老師に出逢いました。
陳老師は、丑年生まれであることを後ほど知りました。
ところで、先日、鑑定にお見えになったＳ様は、ちょっと意外な方が貴人の人でありました。
Ｓ様、兄弟宮がNo.1の大貴人の宮でした。
お聞きしますと、失礼ながら自閉症で自分では日々の生活ができないお姉様が実家におられ、ご両親様が支えておられるということです。
そのご両親は、ずっと賃貸住宅にお住まいであったのですが、Ｓ様は、ご家族の将来を考え、ご両親様に自宅をプレゼントされたそうです。
ご自分の家もお持ちなので、なかなかできないことです。
Ｓ様は言っておられました。
「もし、姉がふつうの健常者なら、両親は離婚していたと思います。」
「また、私も母とは不仲であったのを、姉がその仲を取り持ってくれました。」
もとより、このお話は深い意味、人情の機微が込められています。
わたくしはＳ様のお姉様は、間違いなく貴人の人であると思いました。
神理の教えでは、「親孝行は神様への孝行と同じ理」です。
Ｓ様の前途は、絶対に素晴らしいものになるはずです。
道理で、欽天四化紫微斗数でみても、今後の20年間の運勢は大発展の運をお持ちでした。
Ｓ様とそのご家族皆様のご多幸を心より祈念致しております。
きょうもお読みいただき、有り難うございました。
芦屋占い処・占風鐸 代表 田中宏明
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