天中殺のときに勉強をはじめるのは・・・ | 欽天四化紫微斗数と陳老師の八字と進化占星学

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台湾の易学の大家である陳永瑜老師直伝の欽天四化派の紫微斗数と八字(四柱推命)、
そして今世の魂の進化の課題をみる進化占星学(西洋占星術の一つの流派)について
お伝えします。
占風鐸・オンラインスクール
主宰 田中宏明

●天中殺のときに勉強をはじめるのは・・・

先日、講座受講をご希望の方から、つぎのようなご質問をいただきました。


「2018年から私は“戌亥天中殺”に入ります。天中殺から勉強することは時期を改めた方が良いのでしょうか?」


さて、天中殺とは四柱推命でいう空亡のことで、流派や先生方によってもいろいろ解釈は分かれているようです。

わたくしが申し上げることができるのは、現在、台湾台中の陳老師に八字をご指導いただいていますが、講義中に空亡のある命式が出てきても、また大運や歳運で空亡が来ても、一切そのことに言及されたことはありません。

わたくしも、空亡のある命式や空亡の運が来ても、これまでの鑑定でとくに触れたことはありません。

それよりも大切なことは、歳運や大運で、命式と刑冲会合の運が来たときです。

このときには大なり小なり吉凶の象意が出ますので、意識に留めておいたほうがよいと思います。


また、わたくしは、勉強はいついかなるときでも時期を選ばないと考えています。

さらに申し上げると、よくない運気のときのほうが、勉強には向いています。

よい運気のときは、お仕事などが忙しくてなかなか勉強の時間が取れないものです。

少し時間に余裕があるときに、じっくり勉強されるのがもっともよいと思っています。


ところで、つぎの命盤の方は、辛年生まれの女性の方です。





いまの50代の大運で、東京のほうからわざわざ、単身、関西に引っ越しされて、大学で専門的な勉強をされた方です。

生年Cがもともと遷移宮にありますので、外で勉強されるのがお好きな方ですが、いまの大運で大疾から大父に向心力Cが入りますので、「遠くに行って勉強する(学校に行く)」とみることが可能です。

このような運は、もともと生まれる前から決めていたとも言えるので、ご自身の人生の上でとても大切な勉強とも言えます。

このような形態になっていなくても、勉強は自分の魂の成長に役立つものです。

一歩を踏み出されるのに、躊躇することはないと思います。


きょうもお読みいただき、有り難うございました。

芦屋占い処・占風鐸 代表 田中宏明


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