婚姻のロジックは、欽天四化紫微斗数では生年四化の双象や、來因宮と生年Dの関係、また大限夫妻宮からの飛星等でみることができます。
では、八字ではどうみるのか?
先日の芦屋での八字の講座もそれをご説明しました。
わたくしのように命式内に財星がまったくない(あっても合冲で消えている)ような場合は、大運での正財運が、婚期到来の運とみてまず間違いありません。
その大運で、いつの年に結婚かをみるのは、ちょっと難しいですが、陳老師の八字の婚姻のロジックにしたがえばみていくことは可能です。
反対に命式内に財星がいっぱい出ている男性の場合、後天運で財運が来たからといって婚期とはいえません。
詳しくは書けませんが、“財星が〇〇になる”に適わなければ、結婚運とはみないのです。
女性の場合も、もちろん同様で、財星を官殺に置き換えてみていただければ同じ理屈です。
話は変わりますが、わたくしはほとんどの独身の人に、一度は結婚されることをお奨めしています。
理由は、この世はすべて陰陽の二象一態で成り立っているからです。
また、夫婦生活、家庭生活が魂の修行にもっとも相応しいと思うからです。
この前のブログで書きました、欽天四化紫微斗数でみて「夫妻宮A-D」の人が、もし、離婚するのを嫌って、頑なに結婚を拒み続けたとしたら・・・
わたくしは、来世で、もっと夫婦関係で苦労する運命が待っているのではと思います。
命術は、天から与えられた課題を如何に効率よく、できるだけ楽に達成していくかをみていくために用いるべきものと思っています。
きょうもお読みいただき、有り難うございました。
芦屋占い処・占風鐸 代表 田中宏明
芦屋占い処・占風鐸