老運をみる | 欽天四化紫微斗数と陳老師の八字と進化占星学

欽天四化紫微斗数と陳老師の八字と進化占星学

台湾の易学の大家である陳永瑜老師直伝の欽天四化派の紫微斗数と八字(四柱推命)、
そして今世の魂の進化の課題をみる進化占星学(西洋占星術の一つの流派)について
お伝えします。
占風鐸・オンラインスクール
主宰 田中宏明

●老運をみる

最近の鑑定で、老後の健康面と経済的なことを尋ねられる方が多いように思います。

年金だけで暮らしていくのは厳しいのが現実なので、平均寿命も延びて老後の経済的なことが心配ということなのでしょう。

わたくしは、元気であれば、無理をしない範囲で生涯現役をしたほうが健康にもいいし、経済的にもいいと思っています。

定年後の仕事も、定年間際に思案するのではなく50代に考えておくべきです。

雇用延長で、同じ会社に再就職できる人はいいですが、心機一転、第二の人生を新しい仕事にチャレンジしたいという方は、それなりの準備期間が必要なことは言うまでもないことです。

そうした方に占い師として、わたくしがアドバイスできることは、老後の“運気”を第一にみるということです。

運気がよければ、独立創業もあり得るからです。

紫微斗数でも、四柱推命でも、いくら元々の命盤や命式がよくても、運に見離されているときは、大きな成果は望めません。

逆もまた真なりで、元々の命盤や命式がよくなくても、後天運に恵まれた人は、それなりによき人生を歩んでおられます。

この運気の良し悪しを子細にみていくことができるのが、欽天四化紫微斗数です。

ごくごく大雑把に申しますと、欽天四化では生年Aが遷移宮にある人は老運がよいとされ、逆に生年Dが遷移宮にあれば老運はよくないとしています。

理由は、遷移宮はどなた様も第7運、60代をみる宮です。

大命に生年Aが来て本命宮を照らすのと、大命に生年Dが来て本命宮を冲するのと、その違いは結構大きいように思います。


四柱推命でもそれをみていくことはできますが、複雑な命式の場合はかなり難しいということ、そして四柱推命では第7運はどなた様の命式も生月干支と大運が天戦地冲となるので、さらに看命は複雑となります。


運気の盛衰をコントロールするのは、後天的な人間の努力ではなかなか如何ともし難いものがあります。

順境、逆境、それぞれ人間には必要です。

それに無理に逆らわずに、上手く付き合うことが大切と思います。


きょうもお読みいただき、有り難うございました。

芦屋占い処・占風鐸 代表 田中宏明


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