きのうの朝のブログで、生徒様のお父様の死期に関する記事を掲載させていただきました。
残念ながら、その生徒様の場合は、四柱推命では分からなかったと申し上げました。
しかし、わたくしの場合は、案外、はっきりとその時期は出ていました。
わたくしの父は、数え80歳で、2005年(平成17年)に亡くなりました。(実際に他界したのは翌年の1月8日ですが、暦上、2005年になります)
わたくしは、つぎのように辛日生まれです。
時 日 月 年
○ 辛 庚 丙
○ ○ 子 申
そのときの大運は、乙巳の偏財運。
2005年も、乙酉の偏財運です。
きのうもお伝えしましたが、男性の場合は、父親の星は偏財となります。
わたくしの命式の月上には、庚があり、大運で乙庚干合はみますが、運支は巳の火なので化金とはなりません。
また乙巳ですが、わたくしは申年生まれで巳申の合で、化水し、大運の乙は、水生木で安泰とみます。
しかし、歳運で乙酉の運が来れば、これは乙庚干合で化金し、大運とも巳酉で化金となり防ぎようがなかったのでしょう。
偏財が無くなる(=亡くなる)運と読み取ることが可能です。
さらに、月上は父親をみるポジションでもあります。
わたくしの場合は、残念ながら、これを事前に予期していたわけではありませんでした。
灯台もと暗しですね。
ほぼ平均寿命で、比較的安らかな死だったので、父の死を悔やむことはありませんでした。
四柱推命での人様の生死や結婚の時期は、基本的に刑冲会合を駆使してみていくとみていくことが可能です。※人様によっては月運、日運も作用することがあるようで、その場合は事前に予測するのはまず無理なようです。
しかし、きのうもお話しましたように、断定するのは避けるべきです。とくに人様の生死に関することは要注意の時期としておいたほうが賢明です。
また、生死よりも難しいのが婚姻の時期の看法です。
異性の星は、男性は、正財、偏財。女性は、正官、偏官。
ふたつの異性の星があるから、とっても四柱推命の婚姻のロジックは煩雑となります。
陳老師よりはじめてこれをお聞きしたとき、少し大袈裟と言われるかも知れませんが、“驚嘆”したのを覚えています。
こんな看法があったのかと?!
来春開講予定の四柱推命の講座で、この陳老師の婚姻のロジックもお伝えできると思います。
きょうもお読みいただき、有り難うございました。
芦屋占い処・占風鐸 代表 田中宏明
芦屋占い処・占風鐸