きのう、ブログで与えられた運命についてつぎのように記しました。
「同じような命盤や八字の持ち主でも、その人の幸福の度合いが違って見えることがあります。極端に言えば、運命に翻弄されている人と、サーフィンのように運命の波に逆らわず巧みに乗り切っている人のような感じです。」
運命に翻弄されている人というのは、自分のことをよく知らない人だと思います。
「自分のことは自分が一番よく知っている」という意見もありますが、どうでしょうか?
客観的に自分というものをみつめるのはとても難しいのではないでしょうか。
どうしても人間は自分のことになると、ひいき目に見る、あるいは自らを特別視する傾向が強いように思います。
これもすべてが悪いわけではありませんが、これが仕事の選択になると手痛い失敗や苦労を強いられることがあります。
さて、ネットが普及し、いろいろなジャンルの職業が増えました。
それにつれて起業する人も増えています。
勤め人に向く人か、創業者に向く器の人かは、欽天四化紫微斗数でみれば簡単に分かります。
欽天四化は、老板(経営者)の命かお勤めの命かは、一目瞭然です。
きちんとしたロジックがあるからです。
さらに、注目すべきは、10年ごとの運勢(とくに仕事運)の盛衰の判定は、とにかく分かりやすいのです。
これは一般的に大運看法と呼ばれるものですが、このみかたが欽天四化紫微斗数は断トツに優れていると思います。
四柱推命も大運看法が大きなウェイトを占めていますが、四柱推命でもっとも頭を悩ますのがこの大運看法ではないかと思います。
それほど、四柱推命の大運看法は、あらゆる要素を総合的に考慮して決定するので至難です。
しかし、繰り返しますが欽天四化は、この大運看法で、とくに運勢の盛衰のみかたは容易です。
これだけの習得でも欽天四化紫微斗数を学ぶ価値は十分あるように思います。
最後に申し上げたいことは、“運命”を形成する最大の要素のひとつは、“運勢”であるとわたくしは考えています。
生涯の運勢の盛衰の波を知り、それに逆らわない生き方をした人が人生の勝利者になれると思っています。
きょうもお読みいただき、有り難うございました。
芦屋占い処・占風鐸 代表 田中宏明
芦屋占い処・占風鐸