命無星曜の問題点 | 欽天四化紫微斗数と陳老師の八字と進化占星学

欽天四化紫微斗数と陳老師の八字と進化占星学

台湾の易学の大家である陳永瑜老師直伝の欽天四化派の紫微斗数と八字(四柱推命)、
そして今世の魂の進化の課題をみる進化占星学(西洋占星術の一つの流派)について
お伝えします。
占風鐸・オンラインスクール
主宰 田中宏明

●命無星曜の問題点

命無星曜とは、命宮に主星がないことです。

鑑定のお客様やわたくしの生徒様でもとぎどき見かけます。

一般的には、命無星曜の人は環境の変化に左右されやすいとか主体性に乏しいとか言われます。

しかし、言葉を換えれば、逆に従順であるとか柔軟性に富むとも言えそうです。

飛星派、欽天四化派で命無星曜が問題なのは、冲命宮になったときの影響が大きいということがあげられます。

命無星曜の人は、必ず遷移宮には主星が入りますので、○宮から交易化忌が遷移宮に入り、冲命宮になると抵抗する力が弱いということです。

とくに遷移宮に生年化忌が入れば、被害は甚大です。

生涯、冲命宮となり、一生、意外(不慮の災害)に注意の命となります。

こんなことを言えば気にされる方もあると思いますが、遷移宮に星がたくさんある方は少し気を付けてください。

つぎのように化忌が付く星が三つもあれば、三つの宮から冲命宮となる公算が大だからです。




遷移宮には化忌が付かない星が入っているのがベターです。

冲命宮になることが、一生ないからです。

それほど冲命宮はよろしくないということです。


きょうもお読みいただき、有り難うございました。

芦屋占い処・占風鐸 代表 田中宏明


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