英国のEU離脱と来年の世界経済 | 欽天四化紫微斗数と陳老師の八字と進化占星学

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台湾の易学の大家である陳永瑜老師直伝の欽天四化派の紫微斗数と八字(四柱推命)、
そして今世の魂の進化の課題をみる進化占星学(西洋占星術の一つの流派)について
お伝えします。
占風鐸・オンラインスクール
主宰 田中宏明

●英国のEU離脱と来年の世界経済

今年、2016年は、丙申。

廉貞に化忌が付きます。

廉貞は、政治、投機、市場、乱、・・・という意味があります。

ちょうど、わたくしが訪台の6月23日、英国のEU離脱の是非を問う国民投票がありました。

結果は、ご存知のとおりで離脱に舵が切られました。

多くの方の予想とは違う結果となり、日本も急速な円高で株価も大きく下落しました。


来年、2017年は丁酉。

巨門に化忌が付きます。

巨門は土地の意があります。

英国は今回の国民投票の結果で、通貨ポンドが大幅に下落して、不動産価格が10パーセントほど下がったと報じていました。

リーマンショックの引き金となった、米国のサブプライム住宅ローン問題で資産価格が暴落したのは、2007年の丁亥。

同じように巨門に化忌の年でした。

土地の値段が下がるのは、資本主義経済には打撃です。

かつてのリーマンショックのようなことが起こらなければよいのですが・・・

いずれにしても、これからしばらくは投資、投機には手を出さないほうがいいように思います。

欽天四化では奴僕宮の三合、つまり奴僕、父母、子女で偏財(株や賭け事等の財)をみます。

これらの宮が本宮と大限宮でよくない方は、とくにいまは慎重に行動なさるのがよろしいかと思います。


さて、英国の今回の問題は対岸の火事ではありません。

国民の過半数の人たちがEUからの離脱を求めたのは、経済のグローバリズムに伴う格差の問題と移民問題です。

日本も地域間の格差や世代間の格差、また富める者とそうでない者との格差はますます大きくなっているように思います。

移民問題は北朝鮮が崩壊するというようなことでもない限り、日本では深刻な問題にはならないと思いますが、東京一極集中はよくないと思います。

若者が元気になり、地域がもっと活性化するような施策に期待したいと思うのですが・・・。


きょうもお読みいただき、有り難うございました。

芦屋占い処・占風鐸 代表 田中宏明


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