今月は、有り難いことに個人レッスンの生徒様が3名お越しくださり、かなりオーバーワーク気味となっています。
去年のような体調不良の年でしたら、とても体力的に対応できないと思いますが、お陰様で今年はかなり体調が戻ってきました。
さて、よく生徒様から聞かれるのは、「飛星派と欽天四化のふたつの流派をどのように鑑定で使っているのですか?」というご質問です。
その答えが、表題です。
実際の鑑定では、先天的な特質、六親縁の厚薄とその関係、健康、意外(事故、怪我)適職等、ほとんど欽天四化でみています。
元来、欽天四化は、あるがままの命盤を読み取る流派です。
ですから、静的ですが、先天のものを読み取るのは抜群です。
しかし、欽天四化は、生年四化や自化がない宮は、「みえない」として判断に苦慮します。
たとえば、今年は未年ですが、命盤の未宮と対宮の丑宮に生年四化や自化がひとつもない方は、欽天四化では今年の流年の出来事を察知することは難しいです。
ただ、言えるのは、「今年は穏やかな年ですね」というくらいです。
これでは、鑑定に来られたお客様に申し訳ないので、そういうときは飛星派で用神を定めて、意識的に四化を飛ばして吉凶をみていきます。
ですから、飛星派は動的です。
本来、結婚するような年ではなくても、飛星派でみて吉の年は、強引にお見合いして結婚することも可であるとわたくしは考えています。
ある意味、「運命は自ら切り開く」的な使い方が飛星派では可能です。
とはいえ、わたくしたちは前世の業(カルマ)や因縁の束縛から抜け出すことは至難です。
それを容赦なく知らしめてくれるのも欽天四化ですが、人間の性でしょうか、そうした現実を直視できない人が多いのも事実です。
欽天四化紫微斗数も四柱推命も、最終的にはその人の持って生まれた徳分、福分の大きさを見定める命術であると思います。
単に吉凶を云々するものではないということです。
はっきり言いますと、「自分のいたらなさ」を教えてくれるのが、欽天四化紫微斗数や四柱推命だと思っています。
これから欽天四化を学びたいという方は、その点、どうぞよろしくお願い致します。
きょうもお読み頂き、有り難うございました。
芦屋占い処・占風鐸 代表 田中風州
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