台中に来ても、ホテルと老師宅の間の往復だけで、食事もほぼ決まったところでしています。
昼は通訳の方と一緒ですが、夕食はいつもひとりで、ホテル近くの居酒屋やお寿司屋さんに行くことが多いです。
こちらに来て、もっとも気を遣っているのは、体調管理。
ですから、変わった食事や食べたことがないようなものは極力控えています。
陳老師の個人レッスンを万全の態勢で受けることを最優先にしています。
ということで、台湾の珍しい料理や変わったお店を紹介できなくて申し訳ありません。
さて、陳老師の教学も欽天四化の紫微斗数だけでなく、八字(四柱推命)も前回よりお願いしています。
きょうは、八字での婚姻の時期(流年)をみる方法を教わりました。
こんなことを言っては過去にわたくしの四柱推命の教室に通っておられた生徒様には申し訳ないのですが、「えっー!、こんなみかたをするんですか!?」と、大きな声が出てしまいました。
これまで、日本でいろいろな先生の四柱推命の教室に通いましたし、それなりの数の本も読みましたが、まったく予想だにしなかった看法です。
配偶者の星である財星や官星が夫妻星で、日支が婚姻宮なので、その二点は重視すべきことですが、婚姻成立のこのような公式があるとは、想像の域をはるかに超えたものでした。
しかし、これはわたくしの個人的感想ですが、婚姻をみるのは欽天四化の紫微斗数のほうが分かりやすくて、その良否や夫婦感情を含めより子細に分かるように思います。(因みに欽天四化では離婚の公式までもあります)
最後に、八字の用神は二種類あることはご存知のことと思います。
ひとつは、喜神、忌神の用神のことです。
もうひとつは、一般用神といわれる、調候、通関、扶抑用神のことです。
これを混同しないことが大切です。
喜神、忌神の用神が取れて格局の内容が高い人でも、調候に恵まれない方は、六親に問題(とくに健康面)が出るように思います。
調候が必要な命式の看命は、まずはそれに目を向けるべきかと思います。
きょうもお読み頂き、有り難うございました。
芦屋占い処・占風鐸 代表 田中風州
芦屋占い処・占風鐸