つぎの図をみてください。
以前に鑑定に来られた丙年生まれの女性の田宅宮と疾厄宮です。
この田宅宮は、生年禄に自化権もあって、とてもよい宮では? と思っておられたら大きな間違いです。
この女性が40歳過ぎた頃、2007年にご主人様が事故で亡くなられました。
田宅宮に天同・生年禄は、家に裕福で優しいご主人様がおられる吉祥の象意ですが、それに自化が付くと、婚姻後の変化をみます。
自化はその同種の生年四化の宮をみるのが鉄則。
疾厄宮に天機・生年権ですから、夫の身体に問題があり、田宅宮から夫の天同・Aが出て行く象となります。
本田宅宮・大限命宮・流年夫妻宮の天地人
本疾厄宮・大限官禄宮・流年福徳宮の天地人
のときに、ご主人様が落命されました。
子田線、夫官線の意外線が重なります。
田宅宮は疾厄宮の三合であり、この田宅宮は破れている状態です。
これは、星曜派、飛星派では分からない盲点となるような命盤ですが、欽天四化派では一目瞭然です。
きょうもお読み頂き、有り難うございました。
芦屋占い処・占風鐸 代表 田中風州
芦屋占い処・占風鐸