きのうのブログのアクセス者数(UU)は、お陰様で過去最高を記録しました。読者の皆様に感謝申し上げます。
さて、きょうお話することは、以前にも取り上げさせていただいたASKA(宮崎重明)氏の二つの宮のことです。
ASKA(宮崎重明)氏の2つの宮
つぎは覚醒剤の問題で世間を騒がせた方の2つの宮です。
今回は、欽天四化では使わない星である火星や天刑も書いてあります。より深く見ていくためです。
この2宮だけをみても、彼は、
①迷いや悩み多き人である(福徳宮・生年忌)
②福徳宮が生年忌かつ自化禄であるので、よくない趣味や道楽でお金を使う
③その原因と考えられるのは、父母宮の生年禄にある。
②福徳宮が生年忌かつ自化禄であるので、よくない趣味や道楽でお金を使う
③その原因と考えられるのは、父母宮の生年禄にある。
以前にブログに書きましたが、覚醒剤の星は紫微斗数で以下をみます。
ASKA氏の場合は、巨門に生年忌ではなく天機に生年忌ですが、同宮していますので、意味的にはほぼ同じようなものです。
彼が覚醒剤に手を出したのが、これで何となく見えるように思います。
では、なぜ、彼が覚醒剤に手を出すようなことをしたのか? その原因をみてみたいと思います。
自化はその生年四化の宮に原因がある
父母宮の貪狼・生年禄はまずお父様をみます。
彼の父親はネットで検索してみると自衛官で剣道の達人です。ASKA氏自身も父親の影響で剣道をはじめ、高校2年のときにはインターハイに出場するほどの腕前だったそうです。
その後、相棒のCHAGE氏と出会い、CHAGE and ASKA として音楽の世界で一躍脚光を浴びますが、彼自身は父親のような逞しい剣士として警察官や自衛官になりたいという夢をずっと心に抱いていたのではと思います。
欽天四化では、禄と忌のADは同じ組で不離不即。彼の心(天機・D)には常に父親の逞しい姿(貪狼・A)があったように推測します。
ミュージシャンとして大成功をおさめたものの、何か心に満たされないものを感じた彼は、父親像を打ち消すかのごとく覚醒剤にのめり込んでいった(巨門・自化禄)のではないかと思います。
もともと福徳宮・生年忌の人は、ふつうの人なら悩まないことも悩んだり心を痛めたりしやすいことが、余計に影響したようです。
自化は自化禄でもよくないというのが欽天四化。これは三合派や飛星派と大きく異なる点です。
最後に、欽天四化の紫微斗数は、このように2つの宮だけの四化と星の相互作用で、その人物を知らなくてもストーリーをもって語ることができます。
興味の尽きない命術です。
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さきほどまで、自宅のある神戸は台風の影響でかなりの風雨でした。
きょうの研究会はお休みにしていてよかったです。
きょうもお読み頂き、有り難うございました。
芦屋占い処・占風鐸 代表 田中風州
芦屋占い処・占風鐸