誰にも負けない努力をする | 欽天四化紫微斗数と陳老師の八字と進化占星学

欽天四化紫微斗数と陳老師の八字と進化占星学

台湾の易学の大家である陳永瑜老師直伝の欽天四化派の紫微斗数と八字(四柱推命)、
そして今世の魂の進化の課題をみる進化占星学(西洋占星術の一つの流派)について
お伝えします。
占風鐸・オンラインスクール
主宰 田中宏明

●誰にも負けない努力をする

芦屋占い処・占風鐸 代表の田中風州です。

以前、わたくしは京セラ創業者の稲盛和夫氏を師と仰ぐ盛和塾に約十数年入会していました。

稲盛氏は、最近では日本航空を再建した立役者としても知られていますが、それ以外にもKDDIの生みの親でもあり、近代日本でも松下幸之助や本田宗一郎と肩を並べる偉大な実業家と思います。

$紫微斗数は神様の黙示録
京セラのHPより

盛和塾は中小、中堅企業の経営者やその後継者が集う私塾のような団体です。

とても熱心な勉強家の方が多かったように思います。

残念ながら、わたくしは、当時、素直に稲盛氏のおっしゃっていたことに納得できないところがありました。

それは、稲盛氏が定めた「経営12カ条」という経営理念の中のつぎの一項です。


●誰にも負けない努力をする


当時、わたくしも経営者のはしくれでしたが、会社のトップとして、「誰にも負けない努力をしていますか?」と問われれば、恥ずかしながら「No」と答えざるを得ませんでした。


その理由は、体力気力の面もさることながら、一番の大きな理由は、「やっている仕事がどうしても好きになれない」ということでした。


父親から継いだ仕事で、わたくしが四代目。


嫌々継いだわけではなかったものの、自分には合っていない仕事というのは、当初より薄々分かっていました。


なにぶん、四柱推命は大学生の頃より勉強していましたので、自分は何に向いているか? は、だいたい分かっていたつもりです。


でも、情けないことですが、安定志向、保守主義、寄らば大樹の陰、伝統、惰性、・・・、そのようなものに心が浸食されていたときでした。


でも、それでは、いつまで経っても成長しないことが、この歳(56歳)になってようやく分かりました。




いまは、わたくしなりの解釈ですが、稲盛塾長(当時は皆そう呼んでいました)が唱えられたこの「誰にも負けない努力をする」には、



●自分が心底好きと思うことを


●見つけて、やり続けること



と思っています。


三度の飯より好き・・・とまでは言いませんが(私は食神格で美味しいものは大好きです^^)、そのくらい熱中できるものを見つけることが、まず一番大切なような気がしています。


それが、天職と言われるものかも知れません。


そのような心境に至って、はじめて「誰にも負けない努力をする」というよりも「誰にも負けない努力ができる(継続できる)」と思います。



この稲盛氏の経営12カ条は、会社経営者でも個人事業主の方でも、いまは、とっても参考になる理念だとお奨めできます。





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