●四柱推命の“この”疑問が完全に解決できた!
今回、台湾で四柱推命(八字)のレッスンも受けて、完全に疑問が解けたことがあります。
四柱推命愛好者の方には、参考になると思いますのでお伝え致します。
つぎは、わたくしの娘の命式です。
時 日 月 年
丁 壬 丙 丙
未 午 申 子
上記、命式をみて、喜神、忌神は何か分かりますか?
2011年の辛卯の年(大運は甲)に原因不明の病気で、半年間、娘は休学を余儀なくされました。
わたくしは、何故、この大運、この流年で娘がこのような事態になったのか、ずっと思案に思案を重ねました。
何人もの四柱推命の先生の鑑定を日本や台湾で受けました。
結果、占い師の先生によってまったく喜神と忌神の判定が分かれました。
難しい命式なのかと思っていましたが、やはり鑑定士泣かせの知識と経験を要する命式のようです。
台湾の著名な八字(四柱推命)の鑑定士である余雪鴻老師は、昨年の鑑定で、本命式は木火土が喜神、金水が忌神と判定されました。
今回、飛星四化派の紫微斗数を伝授頂いている陳永瑜老師は八字の大家でもありますが、余雪鴻老師とまったく同じ結果。
そして台北で二日間にわたり八字のレッスンを受けた老師も、これまたまったく同じ結果で、木火土が喜神、金水が忌神と断定され、理由も教えて頂きました。
さて、ご指導頂いた老師の判定は次のようでした。
「身強、壬水長生在申、申又為其母。」
「官在地支上、有官、先看官、官要透干。」
「身強、忌印運及幫身。財生官格。」
「壬水為海、奔走、海有水庫。」
そして、大運・甲、流年・辛卯の運ですが、
「流年為君、大運為臣」として、
1.甲木逢卯
2.丙辛合水
3.卯為傷官
4.丙之羊刃在午
と揚げられました。
この1~4の見方が、この命式分析の核心のところです。
2011年の辛卯の年に、娘が大きく体調を崩すことが理解できました。
わたくしは老師から、この1~4の意味の詳しい解説を受け、「なるほど!」と感心(感服に近い)せざるを得ませんでした。
そして、老師から、三命通會は八字の原典であり基本書だから、しっかり勉強するようにと諭されました。
残念ですが、三命通會の中文の原書はわたくしも持っていますが、日本語訳の本は見たことがありません。
これから台湾で、紫微斗数と並行して、この三命通會の伝授も受けようと(もちろんポイントだけです)決心した次第です。
最後に蛇足ですが、台湾の著名な八字の老師は、午未の合は見られませんでした。
また、巳の大運が来たときだけ方合火局を採用されますが、午未だけの方合半会も採用されていませんでした。
では、また。
再見!