じみりん道(●●町 名もなき農道3)
=MEMO=
とある町境にある道道から入った単なる脇道
脇道なんて言うとこのオホーツクの山手は数えきれないほどあるが
それを1つ1つ辿るなどの気が遠くなることはしない
ではなぜここに入ることになったのか、
それは子鹿に誘われたからである(笑)
直線下りダートを走る
途中、2m弱の沢渡り。
一気に突っ込もうと思ったが、
これが見た目以上に意外と深かった。。危ない。。
深いところでロングブーツに水が入りそうなくらい
分岐点があったが、鹿が向かったのはたしかこちらの方だ
もう片方はと言えば荒れて路面が分からない
すでにここから先に鹿がどっちに行ったかはもう分からない
とはいえ、ここまで来て道道に戻るのもあれやから
森林の風を楽しみながら切りのいいとこまで行こうか・・
土ダートの、ボコボコ路面
ゆるい上り傾斜のダートが奥へと伸びている
割と急勾配のある上りになってきた、、
しかも路面が悪いのなんの、、跳ねまくりである
前方にまぶしさを感じる、、奥から光がもれてきた
そして勢いよく森林トンネルを抜け出た!
そこには・・
円状にぽっかりと開けた緑地に飛び出た
ほほ~~山奥に隠されたオアシスのようなとこや
メルヘンチックに言えば子鹿に誘われて連れてこられたって
言ってもいいのかなぁ(笑)
飲み込まれそうな静けさと、
丘をかすめてきた風と香りに包まれる
なんとも心地よい!
ここは腰を下ろして休ませてもらうに限るやろ
何があるわけでもないとこだが
逆に言えば何が必要かと言われても実際何もない
ここはこれでいいのだ
子鹿の気まぐれが名もなき道の道標だったようやな