■オホーツク じみりん データ集■
【 金八峠 鴻之舞ルート 】
＝出入口＝
・道道307号沿い （金八トンネル紋別側入口より約1.5km手前左）
看板無し
・道道307号沿い （金八トンネル丸瀬布側入口の左手）
看板無し
※伐採現場があるためか、現在2021/5月時点、ロープで進入路を塞いでいる
＝支線＝
あり
＝交通量＝
ほぼなし
＝動物＝
熊糞あり
シカ
キツネ
＝じみりん度＝
C 
＝MEMO＝
このデータ集は紋別の鴻之舞からのルートです
丸瀬布側からのルートは別途デー集を作成しています（遠軽の林道）
紋別の鴻之舞と丸瀬布（現：遠軽町）をつないでいた金八峠
金八トンネル開通とともに封鎖されたようで今は廃道である
実際に今も通り抜けできるのかは未確認ではあるが、
現在、丸瀬布側の出口が伐採業者によってか封鎖されているため
先にそちら側の確認が必要である
しかし、この金八峠の由来には興味がそそられた
当時（大正、昭和初期）、
開拓、産業と共に発展していったこのエリアの時代背景を知るうえで
意外とこの道の存在は外せないものなのかもしれない
ちなみに金八とは当時丸瀬布にいらした芸妓さんの名である
町のＨＰ等でそのあたりの話を読むことができるので、
ここでの紹介は割愛させていただく。
そういった史実を胸に、走ってみるのも
ロマンがあってよいのかもしれない
・・が、
今（春）は時期的に見通しが効くが
シーズン中は走行が困難なほど大荒れな区間もあり
とても風情があるという雰囲気ではないのが現状。
もし走るなら時期を選んだ方が、景観、また安全面でもよいと思われる
道道から入って間もなく二股にさしかかる
右は上鴻之舞林道 （こちらも廃道）
右側は、データ集でも紹介している上鴻之舞林道の起点である
本線は直進でそのまま山林の奥へ進んでいく
少し進んでいくと途中に左手に作業路が見られたので
時期によっては作業車の通行はあるのかもしれない
ガードレール、カーブミラーは今も随所に設置されたままだが、
もはや不要の産物か。。
しかし、終始片側は谷底である。。
車両なんぞ落ちようもんなら引き上げは厳しいだろう
これで当時はそれなりの通行があったみたいだが
離合なんて冷や汗ものだったにちがいない
まだ５月では所々に残雪が見られる
葉がないため見通しはこの時期はいいようだ
路面はフラットな箇所も多いが、整備されていないので
良好な路面ではない
カーブも結構多いのである程度は慎重な走行が要求される
しかし、倒木、朽ち枝、こぶし大の落石が多い、
注意は絶対に怠ってはいけないようだ
快走できそうな区間も見られ、飛ばしがちになりそうだが、
片側の斜面を覗くと、そういう気持ちも一気に消え失せる
まぁこれが藪で覆われる時期もやってくるのだが、
果たして足元が分からずにスムーズに走れる人がいるのだろうか？
２０２１年５月 この地点で倒木のため通行できずリタイヤ
以下は、２０２２年５月である
前回はここの少し手前で倒木があり進めなかったのだが
現在は大丈夫である
途中右手に開けた場所があった
２０２２年５月 この地点から残雪が続くため通行できず再度リタイヤ
※丸瀬布側ルートからの完走データがあります
よって、この地点から丸瀬布出口までは
そちらのデータをご覧ください
このあたりの真下には金八トンネルが通っている
もちろん、この林道とは比較できないくらい、
早く、安全で紋別と丸瀬布を往来できる
ただ、交通量は普段から少ないので旧道のままでもよかったのではと
よそ者ながら感じてしまう
また、林道も再整備して復活してくれたら
きっといい雰囲気が期待できて、
別な意味で訪れ、通行する方も多いかもしれん。
このあたりは森と山の自然に満ち溢れたところでもあるし。
▼ 一応、丸瀬布側出入口の跡を少し追ってみた ▼
丸瀬布側トンネル入り口。
トンネルの入口傍で旧道は寸断されているので掘削時に
潰してしまったのだろう
旧道はここで途切れる。当時はこのまま本線につながっていたのだろう
右奥の方には現行の道道が並行している
今では途中には土場があるようだ
名残の看板、崩れたガードレールが見られた
このまま道なりを進むと最終的には、
トンネルを抜け出た現行の道道と合流するのである
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この林道データは私の主観的なデータに基づきます
林道という性質上、当然ながら記事掲載時から時間と共に
路面、景色、通行状況は変化すると思います
年間180日以上、日々あちこちの林道を走っておりますので
状況の変化に気付いた場合は更新いたします
また、ご自身で走られてお気付きの点がございましたら
お知らせいただければ追記いたします
安全なライディングで林道ライフを楽しみましょう！
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