[風来ズを愛してくれた人達へ Part3、手紙] | 「AMPM」アンディの私的記録帳

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アンディと呼ばれたオトコの、誰に向けたモノでもない、日々の記録。







…どうしてこんなことになったのか…凄く落ち込んでいます…辛いです。

山下ポニーさんから僕を非難する手紙が届きました。
ハリウッド進出計画を許可なくブログにアップしたからです。
おそらくメールだと収まりきれない文量だから手紙にしと思います。

僕は山下さんに対して酷いことをしたとは思っていないし、ファンの人達にちゃんと報告しただけです。

この数日、本当に迷いましたが、、山下さんからの手紙を公表することに決めました。
この手紙を公表する僕の行為は山下さんへの抵抗でもあります。
それと、かなりの枚数なので何回かに分けて公表します。山下さんがさらに怒るかもしれませんが、それを覚悟のうえで決断しました。







アンディ本山さんへ



突然のお手紙、さぞ困惑されたかもしれません、どうしてもお伝えしたいことがありましたので、手紙に認めました、どうかお許しください。


あの夜の出来事を、鮮明に覚えている本山さんの記憶と観察力には大変驚きました、そしてそれをまるで、読む人にその場に居合わせたかと思わせるような表現力にもです。
ただ、僕のハリウッド挑戦を多くの方々に暴露するような配慮に欠ける行為だけが残念でなりません。
巨大ネズミの件もそうです。
僕が真夜中に金縛りにあって腹のうえで二匹の巨大ネズミが交尾している悩みを本山さんと伊藤君に何度も話したからって、所かまわず誰にでも喋りまくっていると安易に思い込む本山さんの思慮の浅さには礼拝したいぐらいです、これが皮肉だってことも本山さんには理解出来ないでしょうね。
僕は金縛りと巨大ネズミの現象に真剣に悩んでいて両親に相談しようかと思ったこともあるんです。
僕は、ハリウッド挑戦の事といい巨大ネズミの事といい二重に辱められました。

まあとにかく、順序立てて進めていきますね。
まず僕のハリウッド進出計画を無断で本山さんのブログにアッブしたことに強く抗議します。
本山さんには大変失望しています。僕があなたの蛮行にどれほど憤りを感じているか、勘の鈍い本山さんはお気付きにならないかもしれませんが、僕がハリウッドに挑戦をして、全てのオーディションに悉く落ちまくって、日本に無念の帰国をせざる終えなくった時
{ほ~れ見ろ!お前がハリウッドなんて無理に決まってるだろ、だからやめておけって言ったじゃないか~!}
と、ハリウッド進出計画を知っている人達から馬鹿にされて、惨めな思いをするのが嫌だから、ハリウッド進出計画を公にせず伏せておいて欲しかった、というので怒っている訳ではありません。
僕は長年の夢を友情で結ばれている仲間達にだけ打ち明けたのです。
あのスナック居酒屋での夜、劇団員や伊藤君達とは友情で結ばれていると思っていたましたから、僕の胸のあまたの思いを(君の言葉を借りるなら!)一心に込めて打ち明けたんです。
何故、一言
[山下さん~ハリウッド進出計画、ブログに載せていいですか~?]
と僕に言ってくれなかったんですか?たった一言ですよ、一言、言って欲しかった。
先日、レンタルビデオショップのAVコーナーにいたら
[山下さん、ハリウッドに挑戦するんですか?!アンディのブログに載ってますよ]
と知人からメールが来ました。
僕は咄嗟に本山さんのブログを検索して内容を読んだ時は、天地がひっくり返りかえるほどショックでした、猛スピードで落胆へと落ちていった、AVコーナーで片膝を落とすほどだったんだ、周りの客はAVコーナーで片膝を落とし頭を抱えこんで微かな呻き声をあげる僕をさぞかし不審に思ったでしょう、それから僕は言いしれようのない怒りが沸き起こってきてね、完全に理性を失ってしまったんだろう、全然興味のない企画のアダルトを間違えて借りてしまったよ、まったく。
僕は真の友達だから真の心意気を吐露したんです、伊藤君もあの集会にいたけど、彼は風来ズ旗揚げから参加しているから、意識のうえでは劇団員同然じゃないか?なのに伊藤君をインテリだ、鼻に付くだ、意地が悪いだのと言いたい放題に誹謗してるけど、随分辛辣じゃないか、いい加減にしろ、君はいったい何様のつもりだ?。
まあついでだから、先に伊藤君の弁明擁護させてもらうよ、君への攻撃は数ページ先から本格的に攻め立てるね。
伊藤君は僕の親友であることはよくご存知ですよね。
確かに本山さんの言う通り、彼の言動が鼻に付く時も無くはない、伊藤君の口癖にほぼ近い
[話の腰を折ってすみませんが]
は、気に障る人もいるかもしれません。
実際伊藤君は、何かの話題で盛り上がっている知人達にスッ~と近づいて行って、全く見当違いの話題をわざと発言して、人の話の腰を折った時の気詰りな空気が妙に快感なんですよね~っと、親友の僕だけに自らの性癖を告白したことがあります。
だがこれは親友の僕にだけに語ってくれた秘密ですから内緒にしていてください。
それとは別に、ちょうど稽古の合間だったと思います、僕が個人的なある事情で苛々しているときに、伊藤君が悪ふざけで後ろからカンチョウしてきたんです、信じられますか?
あの歳になってカンチョウですよ、しかも彼の肉体労働とは無縁の細い指が僕の肛門のかなり奥まで入ってしまってね、おそらく腸まで届いたんじゃないかな、気絶するほど痛かったよ。
その時は僕も腹が立ってフライパンで激しく叩いてやろうと思ったけど
[ふ…ざ…け…るな!]
と怒鳴っただけで事は済ませたけどね。
けれども僕が伊藤君を本当に不快に感じたのは、カンチョウが肛門の内部にまで入り込んだ、その一度だけです。
本山さんは伊藤君を認識していないでしょ?彼のことをあまり知らないでしょ?なのに自分勝手な思い込みで彼を誹謗するのは間違っています、彼は偏屈な所もありますがとても良い奴です。
だがそれとは、比較にならないほど…ぶん殴ってやろうと思ったのは…

スナック居酒屋で…劇団緊急集会の時に…!




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