口蓋扁桃摘出記録。手術当日後編です。
一つ前の前編記事はこちら↓
「がーこさん。終わりましたよ」
と声が聞こえて目が覚めました。
まだ手術室でした。
「どこかおかしいと思うとこありますか?」
と聞かれて、
「口の中以外は特にありません」
と答えたところまでは異常ありませんでした。
で、
あー。喉がすごい痛い。
喉に切り傷がある痛さや…。
徐々に体が覚醒してきたのか、術後の激痛を感じ始めた次の瞬間。
ガタガタガタガタ。っと、体が震え始めました。
寒くないけど、歯がガチガチガチガチ。
折れるんじゃないかとおもうくらい鳴ります。
自分ではどうにもならない震え。
ベッドに乗せられて、病室へ戻る間も、ずっと震えがとまりません。
病室へ戻ってすぐに酸素マスクを当てられましたが、
吸えないんです。
まず口の中が、ものすごい粘り気を帯びた唾液と、術後の出血で思うように舌も動かせない。
溺れて窒息するって、きっとこんな感じなんだろうな。
と苦しくて遠のきそうな意識の中で思いました。
そこへもってきて、とまらない震えで、まったく息が出来ません。
このまま死ぬんじゃないか?
と感じたくらいでした。
仰向けだと呼吸が出来ないので横向きになり、ベッドの頭を少し上げてもらいました。それでも呼吸が苦しい。
私の鼻。
運動性鼻炎と言って、鼻の奥に刺激が加わると、一時的に鼻水がとまらなくなるんですよね。
手術中に酸素のチューブを鼻に挿管されていた刺激で、呼吸困難にプラスして、鼻づまりまで併発していたようです。
何回か呼吸が出来なくてナースコールしました。
喉は焼けつくように痛いし。
窒息しそうな苦しさもあったし。
一時間以上は苦しみました。
震えがとまったのは30分後くらい。
口の中の分泌物や血はティッシユでぬぐって吐き出してくれと言われてたけど、粘りがきつくて、なかなかぬぐえないんですよね。
術中の出血量は多かったそうですが、術後の出血は幸いほとんどありませんでした。
術後三時間は絶対安静で起き上がることは出来ません。
二時間ほど経過してきたころかな。
舌で自分の前歯の裏なぞってみると、唾液の粘度が、普通のさらさらした状態に戻ってきてると感じました。
このころには、なんとか呼吸も安定してきました。
三時間が経過。
起上っても良い。となり、起き上がれました。
点滴台を転がしながら、トイレへ。
水も飲んで良いと言われ、ゆっくり飲んでみました。
最初は、水の飲み方がわからなかったです。
痛くて、ごくって出来ないんですよね。
ほんの少しづつ何回か飲み込みながら、
徐々に普通に飲めるようになりました。
術後の写真です。
口蓋垂(喉ちんこ)が無茶苦茶腫れてます。
両側のぽっかり空いているところが摘出部分。
唇も、腫れてました。
11時15分からの手術。
正午過ぎに終了。
午後1時に病室へ戻り、起上れたのは午後4時。
夕ご飯から流動食が出るということで、
この夕ご飯から、食事前の胃の粘膜保護剤
と、鎮痛剤
の服用が始まりました。
出た晩御飯↓
全部水分。
翌日も流動食ということでした。
この日は抗生剤の点滴・鎮痛剤の点滴・止血剤とブドウ糖の点滴が続きました。
全身麻酔の後で私が陥ったのは、
「シバリング」という全身麻酔の副作用です。
体温が低いとなりやすいようです。
ただ…。私の同室の方も翌日・翌々日と、それぞれ全身麻酔のオペをされましたが、シバリング起こしたのは私だけでした。
本来の手術そのものに加えて、シバリング起こすと、かなりしんどいな。特に呼吸に関係する部分の手術は。と感じました。
生命を維持するために、筋肉が痙攣を起こして、体温を上げる状態がシバリング。なので、体温が上がると同時にシバリングはとまりました。
次回は術後一日目を更新したいと思います。
※術後の口内写真しばらく投稿続きます。






