金属アレルギーのパッチテスト診断書を使い、健康保険適用で歯科金属除去を始めて約五ヶ月が経過した6月30日。

ついに、歯科金属の除去と非金属のクラウン・インレーによる修復が完了しました。歯科金属自体がすべてなくなったのは、5月末なので、現在メタルフリーになって約二ヵ月が経過しています。

歯科金属除去。私はものすごく辛かったです。

一ヶ所金属を外す度に一時的に悪化する皮膚炎がかなり辛かった。だけど、これは歯科金属アレルギー除去を検索すると、

「フレアーアップ」とか「好転反応」とか、いろんな記載をしているページがありますが、

「歯科金属」を外して、こういう反応が出るのは、

「普通」というか「当たり前」のことなんです。

言い換えれば、

歯科金属除去と連動した皮膚炎悪化や反応が起きるということは、

間違いなく、そのアレルゲンである金属が含まれている歯科金属が自分の口の中に入っていたという証明でもあるわけです。

やはり私は、ほぼ間違いなく「口中にあった歯科金属で、アレルギー」になっていた。のですね。

でもでも…。

それが、私の顔面皮膚炎を含めていくつもある不定愁訴や不調の、どれに影響していたのか?
どれが歯科金属アレルギーによる症状であるのか?

は、今のところ「これだ!」というほど明らかになっていません。

むしろ、長期に渡る歯科金属除去治療で、何ヶ月もの間、どこかの歯が仮の状態。どこかの歯が噛めない。ので食事がしにくかったし、頬肉を噛んでしまったり、とびあがるほどしみたりと、歯の治療にまつわるストレスが増えたくらいでした。

全体の1/3もの歯を半年弱でやりかえたので、新しい歯に慣れるのも大変です。ただ、ものすごく親身になってくださる歯医者さんで、当初は自費を覚悟していた部分もすべて保険扱いとなり、自費なら80万円くらいかかるところが、10万円以下で私の歯科金属除去治療は収まりました。
少し期待していましたが、「メタルフリー」になって、すぐに、私の顔面皮膚炎が、魔法のようにきれいさっぱり消滅しました。とはなりませんでしたね。

少し変化が現れたのは、

当初から気にしていた何度もぶり返す「唇周囲の毛嚢炎ブツブツ」これが、少し衰退傾向にあるように見えてきたこと。
ブツブツの数が減ったような気はします。

残念ながら、ぶり返す。こともあります。

何十年もの間に、既に体内に蓄積されてしまった金属イオン毒素が、どのくらいの時間で排泄されていってくれるのか。

が鍵なのかもしれませんね。

続きは次回更新したいと思います。

前回更新はこちら・謎の難治性顔面皮膚炎記録14