【五臓の話】シリーズ 腎
の話を書く前に「精」の話

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「精って何?」


人体を、構成するための基本物質
成長発育などの機能の物質的な基礎
(西洋医学でいう「ホルモン」に近い)




先天の精   生まれつき、両親から受け継がれたもの
後天の精 食物の摂取により得られる水穀の精気




人間は 精の働きによって成長していくと考えられています




【精の働き】
①生殖と深く関わる
新しい生命を誕生させる元となる
生殖能力の発達、旺盛さを決定する要素となる

②生、長、壮、老という生命プロセスを支える
生まれ、成長し、盛りを迎え、老いるという生命プロセス
体の発育や知能の発達など、多くの面から支えている

③髄を生み、骨や脳の元になる
体の発育、知能の発達に大きな影響力をもつ

④血液の生成と関わる
精は変化して血になることができる、と考えられている

⑤外部から体を守り、病気を予防する
衛気と、よばれるバリアーがしっかりはられるためには、精が旺盛でないといけない
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人間の生命活動、成長発育に関与している「精」の話





「精」を貯蔵している「腎」

腎が老化に関わることのイメージを
なんとなくもってもらえたらいいかと思います