チケットをもぎってもらったらエレベーターで3階へ。
3階は、ばくふう以外の人の博物画が多いですが、それらもおもしろいです。
高木春山の『本草図説』に描かれたアンコウや、タコやらイカやら、マンボウの胆を採る漁師の絵など、書かれている文章も含めて興味深いものばかりでした。

次のページをめくってみてみたぁ~~~い!!と思いました(^◇^)
甲殻類ばかり描いている杉浦千里さんのエビやカニは、輝きが違いました。
説明を見たら、私とほぼ同年代で、2001年に37歳くらいで亡くなった方でした。

二階に降りたら、ほぼ ばくふうの『大日本魚類画集』で、これは見ごたえがあって、とってもおもしろかった♪
ステーションギャラリーの古いレンガの壁も健在でしたよ^^
東京駅が作られた当初のレンガがそのままでていて独特な雰囲気があります。
『大日本魚類画集』は、500部限定で刷った木版画集で、会員だけに販売されたそうです。
見ていくと、鯛にフグにハマチ、カワハギ、車エビ、手長エビ。。。だんだんおなかがすいてきます(笑)
金魚やランチュウ、メダカ以外は、ほぼすべて食べられる魚ばかりじゃないかなぁ(^皿^)
発売当時につけられた文章がまたおもしろくって、魚類学者の視点のほか、釣り師から聞いた情報も旧かな自体で書かれてます。
それと、原画と版画の試し刷りと完成品の三枚を並べて展示されているのが、すごくおもしろいです。
試し刷りの画面には、「ここを薄く」とか「黒目は最後に入れる」などと鉛筆で書かれた指示書きがそのまま残っていて、その指示で完成品の色合いが変わっているのを見れます。
9月23日までなので、興味のあるかたは行ってくださいね~ おすすめです♪

(チケットのフグの絵と、そのもとになったフグの絵のポスター♪)