前に2度ほど参加したことがある『お香を楽しむ会』に行って雅な遊びをしてきました。
今年一回目なので、お香のあてっことお抹茶を頂いたあとには投扇興(とうせんきょう)もできるというので楽しみにしてたんです♪
投扇興のやり方を説明しますね。
まずは高さ15センチほどの桐箱の上に的(まと)が置いてあって、その的を目掛けて扇子を飛ばします。
(あ、すいません!写真ボケボケだぁ・汗)
的や扇子の落ち方の景色によって名前と点数が決められていて、その得点を競う遊びです。
その名前というのも、すべて源氏物語になぞられていて、桐壺、葵、若紫などの名前がつけられています。
例えば一番得点の高い『浮き橋』は、当たって落ちた的と桐箱の両方に乗る形で扇子が止まった状態を言うんです。
両方に乗った扇子を橋に見立てたんでしょうねー
(*^_^*)
だから、たとえ的が落ちたとしても、その景色が点数表になければ0点です(^_^;
(写真二枚目)
扇子を飛ばす時は、正座した状態で開いた扇子の紙の方を持ち、『い-ち・に-の・さん』と前後に揺らしながら『さん』の時に手を離して飛ばします。
的までは1メートルも無いと言うのに、どちらかに曲がったり届かなかったり越えてしまったりと、なかなか難しいのがとてもおもしろいです♪
三枚目の写真は、一緒に行った友達が出した『須磨』という形!美しい~~!!
点数は5点と低いのですけど、1点とるのでも大変なので、その場にいた私も大満足でした♪(笑)
昔むかしにお公家さん達(おくげさんたち)が遊んだ、こうした遊びは、結構芸者さんのお座敷遊びなんかに残ってるそうです。
なんだか、いつもは触れられない世界に触れられて楽しい一日でしたよ~
(*^_^*)v