高橋勝美さんの和風ドールハウス展に行ってきました~~♪
相模湖駅を降りて、ぷらぷら歩くと すぐに相模湖畔(*^_^*)
湖にはスワンボートが浮かんで、向こう岸は緑深い山。
夏休みだというのに、小降りの雨のせいか人はほとんどいないので、のどか~~
会場の相模湖交流センターへは、駅から10分くらいかなぁ。
まだ新しい、きれいな建物でした。
会場に入ると、まず最初にあるのがミニチュアの木造校舎だったのぉ~~!
きゃぁ~~~♪すっごーーい!!
二階建ての校舎が、屋根がはずされた状態でアクリルケースに入っているんだけど、
ここの展示の面白いところは、ほぼすべての作品が、360度どこからでも観られることなんだよねー!
っていうか、そうしないと高橋さんの作品のすごさが見えないんだよなぁ(^^)
だって、正面からだけでは気づかないことが、反対側や、側面側から見ることで
いっぱいいっぱい見えてくるんだもん。すごかった~^^
図書室には、小さな小さな本がいっぱいつまっていてすごいなーと思ったら、
反対側から見たら、その小さい本がつまった本棚が前面広がってて驚いたり、
音楽室には、なつかしい作曲家の肖像画がかかっていたり、
階段を上がった壁には、授業の時に、黒板にかけて使う大きな世界地図やいろんな地図の巻物がかかってる。
校長室には歴代の校長先生の写真もあったらしい(写真集ではじめてわかった)
どのミニチュアにも人間が出てこないところが大好き♪
人間はいないのに、そこにある物で、ドラマや会話や独り言まで聞こえてきそうなんだよぉ!!
たとえば、『三種の神器に あと一歩』という作品は、
ちゃぶだいの横に、買ったばかりの炊飯器と、空の段ボールが置いてある。
真新しい炊飯器には昔の東芝のロゴが書いてあって、なつかしい~
そのちゃぶだいに広げてあるのが手書きの家計簿とそろばん(^_^)
「あ~~ これからは、もっと倹約しなきゃ・・・」
っていうお母さんのため息が聞こえてきそうでした^^
ちゃぶだいのある座敷から一段下がると、たぶん庭で、
そこでは子供がおままごとをしていたらしく、
おままごと道具では、三種の神器(冷蔵庫、テレビ、洗濯機)が揃ってるの♪(笑)
自転車のミニチュアもすごくて、新聞屋さんの自転車、郵便屋さんの自転車、おまわりさんのもあった。
本物の、古い自転車を手に入れて、アトリエに持ち込んでスケッチして、
スポーク(車輪の中に放射状に広がる針金みたいなやつね)の数まで実物と同じにしてあるんだって♪
なにを見ても、ほんとに細かいところまで作ってあるので、何度見ても飽きないんだなぁ。
ミニチュアの家の塀の裏側に回ると、裏側までちゃんと塀ができていて、そこに
『店員求む(衣料品店)
真面目な人 優遇。
○○や』
なんていう貼紙や、貼紙がはがされたあととか、楽しい気づきが てんこもりでした。
『好き』で作ってるものって、すっごいなぁと思った展示会でした。
見られて感謝♪感謝♪
この図録だけでもおもしろいので、おすすめです(*^_^*)
ココで売ってます↓
http://www.japanese-dollhouse.com/194.html
上記で見えなかったら、高橋勝美さんのブログ『67歳主婦 和風ドールハウス魂』を見てみてね。
買える場所が載っています。↓
http://ameblo.jp/furusato-katsumi/