庚申 (かのえさる) の夜
陰陽五行の基本でもあります、
十干十二支は、60通りで一巡します。
年・月・日にそれぞれ60通り当てはめます。
庚申(かのえさる)の日は、
人の人生に一番影響がある日
と言われています。
人の体内(頭・腹・足)には
三尸(さんし)の虫がいて、
いつもその人の悪事を監視していると
言われています。
庚申(かのえさる)の日の夜は、
三尸の虫は人が夜、
寝ている間に天に登って
天帝(閻魔大王)に
日頃の行いを報告し、
罪状によっては
寿命が縮められたり、
その人の死後の世界に
関係があると言われています。
そこで、三尸の虫が天に登れないように、
村中の人達が集まって神々を祀り、
寝ずに酒盛りなどをして夜を明かした。
という伝説があります。
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