残暑は厳しいけれど | 風遊花(ふうか)~古布とうさぎとお雛様~

風遊花(ふうか)~古布とうさぎとお雛様~

~作品展 ものつくりをする仲間達 ギャラリー ショップ~
  大好きなもの 日頃の様子を気ままにご紹介します。

夜は少し涼しくなりましたが 昼間の猛暑は相変わらず。

今年の湘南地方は 空梅雨に始まったので この暑さがもう3か月。

子供の頃の今頃は 涼やかな風が感じられ 夏の終わりと秋の到来に何となく寂しさを感じていた季節だったけれどね。

昨日は まだクマゼミがジャージャーと賑やかでした。

 

そんな毎日ですが ブロ友さんたちがお住まいの地域では 秋が進み始めたようで 彼岸花や葛の花の便りが届いています。

 

 

大磯でも葛の花が咲いたかな・・・?

小さな秋に会いたくて 昨日は大磯の里山へ。

 

里山入り口に広がる葛の群生地。

ボサボサ蔓を伸ばした葉っぱの影から 花が顔をのぞかせています。

写真を撮ろうと 車を降りると 辺りを包む甘酸っぱい良い香り。

 

 

 

葛の根は くず粉や葛根湯の原料 蔓は籠を編んだり 繊維をとって葛布の原料にと使われることは知っていたけれど 葛花(かっか)と呼ばれるこの花は 乾燥させて二日酔いの薬や フレッシュなままハーブティー 含まれているイソフラボンは脂肪を減らす健康食品にもなるそうな・・・

こうやって身近な自然の物から手間暇かけて 活用方法を見つけた昔の人の知恵には感服です。

 

 

葛の向かい側には エノコログサとオシロイバナ

 

 

 

毎年楽しみにしている みかん畑のパンパスグラス

 

 

 

クサギの花も咲き出しました。

 

 

 

お盆過ぎにたわわに実っていた栗の木は

 

 

 

 

 

台風10号の被害で根元部分から幹が裂け 無残な姿に・・・・ガーン

 

 

 

毎年この里山の田んぼには いくつも案山子が番人をしているんですが

 

 

 

今年はまだ1体も案山子がいません。

 

 

 

 

お盆の時にやって来た台風で 稲穂が倒れた田んぼでは

 

 

 

早めの稲刈りが終了。

新米もそろそろ出回り始め 近所のスーパーでも 開店間もない時間なら 数量限定で お米が買えるようになったようです。

 

 

 

田んぼの真ん中には小さな藁にお(刈りとった藁を摘みあげたもの)

 

 

 

今月終わりになれば 本格的な稲刈りが始まり はざかけ風景が見られるのが楽しみです。