毎度のことながら ギリギリまで悪あがきをする風遊花展の作品制作が 予定より遅れ気味なので 行かれるか迷っていた厚木のギャラリー＆結さんで開催中の裂き織り展 昨日夕方行ってきました。
作家さんは 横浜で裂き織り工房 樹絲布(きしの)を展開されている小野博子さん。
裂き織りと言えば 裂いた布を織り込む素朴な風合いが特徴の織物というのが特徴というイメージを持っていたのですが 小野さんの作品は 風合いが異なります。
布団皮や綿の布を裂くまでは同じですが 裂いた布の染めたくない部分をくくり 染色後 くくった部分ををほどいた後 丁寧に撚りをかけて1本の横糸に仕上げ 予め別に染めた経糸と併せてたもので織り上げていくとても手間がかかる作品です。
製作工程の動画が下記のHPから見られるので 御覧ください。
また 小野さんは オーガンジーを使った切り絵も手掛けられています。
今回の展示に 切り絵作品はありませんでしたが HP内に切り絵作品も掲載されているので 合わせてご覧ください。
今回 会場内の写真撮影は控えさせていただいたので いただいたはがきの中からの作品紹介になりますが 計算されて染められ 撚りをかけた裂き布で織られた作品は 手触りも良く 洗練された作品ばかり。
特にいただいた名刺に掲載されていたバッグは 裂き織りとは思えない 計算しつくされたうえで織られた作品で 驚きました。
是非実物をご覧いただきたい裂き織り展です。
私は こちらのブローチをお持ち帰りさせていただきました。
小野さんは 私と同年代。
丁度夕方近い時間で お客様が途切れた時間だったので 結さんも一緒にたくさんのお話をさせていただきました。
久しぶりにいただいた結さんのチーズケーキも美味しかったです。
裂き織り展は 明後日24日(水)までです。
普段 結さんは 個展を開催していない日は 予め予約を入れて来店するようになっていますが 裂き織り展開催中は 作家さんも在廊され 予約なしで展示を見たり 美味しいケーキやお茶もいただけるので 一見の価値あり 唯一無二の作品をご覧くださいな。
結さんからの帰り道 立ち寄ったコンビニで会ったツバメ君
風で揺られる幟旗の上に停まって ブランコ遊びを楽しんでいるようにも見えましたが 視線の先には巣があり 抱卵中らしき奥様の姿が・・・
ここで見守っているのでしょうね。
さてさて 素晴らしい裂き織り展を見て しっかり刺激をいただいたので 私も風遊花展の準備のラストスパートです。
夕べ ブログをご覧になれないお客様に ラインでお知らせし ご案内のはがきを書きました。
今日、投函するので今週中にはお手元に届くと思います。
今回の展示は夏向け作品もご用意したので こんな切手を使ってみました。
さ～～て 今日も1日 風遊花展の追い込み 頑張るぞ～～
