奈良旅 その5 ブロ友さんと | 風遊花(ふうか)~古布とうさぎとお雛様~

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奈良旅2日目は 1日遅れで参加したブロ友さんとの旅が始まりました。

 

 

朝 待ち合わせをした近鉄奈良駅に行く途中 ホテル近くの猿沢の池で見つけた立て札。

 

 

 

 

天皇の寵愛が薄れたことを嘆いた采女が 猿沢の池に身を投げたという伝説で すぐそばには采女の霊を慰めるための 小さな神社も建てられています。

 

 

 

去年だったか 奈良在住のブロ友さんも采女伝説の話をしていたっけね。

猿沢の池周辺は 何度も通っているのにただの通過点で通り過ぎていた場所でした。

中学の修学旅行でも 猿沢の池のすぐ前にある旅館に泊まった記憶がありますが 今は建て替えられて 違うホテルのようですね。

 

 

奈良2日目の最初の目的地は ブロ友さんのたっての希望で墨工房へ。

工房に向かう裏路地は 良き時代の奈良の街並みが残っています。

 

 

 

 

この日は1月13日。

まだお正月のお飾りが残っているお宅が多く 興味深々。

玉飾りが多い関東の正月飾りとは 全く違う大根〆のお飾りです。

 

 

 

 

 

やって来たのは 墨工房 錦光園

 

 

 

こちらは 室内の壁紙です。

 

 

 

書や水墨画は全く未知の分野でしたが 墨作りの工程から 墨の今後までの興味深いお話を聞きながら たくさんの墨を見せていただき 墨の奥深さを体験できたひと時でした。

 

 

こちらは十二支が描かれたおはじき墨

 

 

 

 

古い和菓子の木型で作られた墨。

 

 

 

香り墨

 

 

 

こんなかわいい墨も・・・

 

 

 

こちらは 実用の墨ですが 作る工程や原料に寄り お値段も書いた時の色合いも様々・・・

 

 

 

 

ブロ友さんと一緒でなかったら 知らないままで終わった墨の世界。

誘ってくれて ありがとう。

 

 

 

日本にある墨工房は現在10軒を下回り その9割が奈良にあるとの事。

日本文化の原点を垣間見られるような墨工房 お邪魔出来て良い経験になりました。

錦光園さんでは 自分で作る握り墨の体験も出来ますよ。

 

 

 

 

 

墨工房に行った後は ブロ友さんの荷物をホテルに預け 行き当たりばったりの珍道中が始まります。

そんな中で 湘南キャンディーズ癒し担当 くらちさんが盛んに気にしていたのは 《奈良に来たのに 野良の鹿がいない・・・ショボーン

いやいや 昨日は薬師寺方面を歩いていたからだし 奈良の鹿は 野良ではないってびっくり!!

神様のお使いですよ~~神社

 

ほ~~ら 奈良公園まで来れば 鹿さんだらけ・・・。

 

 

 

 

 

 

鹿さんとしばし遊んだ後は 興福寺へ。

興福寺では 去年の夏から120年ぶりに五重塔の大修理が始まり 下の方から足場を組んで準備中。

 

 

 

解体修理が終わるのは 8年後。

次回行く時には きれいになった姿に会えるかな・・・

 

 

 

若い頃 奈良に行っても ほとんど賑やかな場所(観光客が多いメジャーな場所)には行かずにいましたが 必ず会いに行ったのが阿修羅さん。

20年ほど前だったか 仏像好きな女子の事 アシュラーなんて呼ぶ言葉が流行っていたけれど 40年前の私は元祖アシュラー。

今回も 会いに来るのは これが最後になるかもと しっかりお姿を目にに焼き付けてきました。