和小物 彩る 北鎌倉 | 風遊花(ふうか)~古布とうさぎとお雛様~

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~作品展 ものつくりをする仲間達 ギャラリー ショップ~
  大好きなもの 日頃の様子を気ままにご紹介します。

北鎌倉の蔵屋さんで始まった《和小物 彩る 北鎌倉》に行ってきました。

 

 

 

 

蔵屋さんは 古民家をリノベーションっしたアンティークショップ兼ギャラリーです。

 

 

 

 

 

いつもお世話になっているつまみ細工のこ寿鶴さんと 加賀ゆびぬきの和ごころさんが 三人展を開催しています。

昨日は こ寿鶴さんの在廊はお休みでしたが 和ごころさんがいつものとびっきりの明るい笑顔で迎えてくれました。

こ寿鶴さんには 先月の風遊花展にも参加していただき 入り口に今回の案内はがきを置きましたが その時に はがきをご覧になったというお客様が初日から何人もいらしてくださっていると聞きました。

鎌倉まで足を運んでくださったお客様 ありがとうございます。

 

 

会場内の写真撮影がOKだったので ご紹介しますね。

まずは 和ごころさんのコーナー

 

加賀ゆびぬきは 石川県金沢で実用品として伝わったものです。

着物の仕立てで使う色鮮やかな絹糸は当時とても貴重で 残った短い糸やあり合わせの糸を使い お針子さんが休日や余暇などに 自分の道具としてゆびぬきを作ったのが始まりです。

それが現在は 実用を兼ねた伝統的な工芸品として またアレンジを加えて活用されるようになりました。

 

 

和ごころさんもゆびぬきや小さな鞠でっ作った ピアスやネックレス ヘアピン等 可愛い作品を多数展示しています。

 

 

 

 

こちらは 針山。

 

 

 

私も以前お持ち帰りした針山を便利に使っています。

確か5年以上前のものですが 丁寧にしっかり作られているので まだまだ現役で使えています。

 

 

 

こちらは桐箱に並んだ ゆびぬきの柄見本。

小さな小さなゆびぬきに 伝統的な模様から 今風にアレンジした模様までが表現されています

 

 

 

ひとつひとつのゆびぬきに名前がついているんですよ。

 

 

 

こちらは 以前 和ごころさんにいただいたお雛様です。

可愛いでしょう~~~ウインク

 

 

 

今回私は プレゼント用にマスクチャームをお持ち帰りです。

マスクは まだまだ人や場所により 必需品ということがあるからね。

 

 

 

こちらは 和ごころさんの鞠と こ寿鶴さんのつまみ細工でコラボしたU字ピン

 

 

 

 

こ寿鶴さんは 風遊花展では アクセサリーなどの小物を中心に展示してくださっていますが 今回は 短冊などの作品も数多く並んでいます。

 

 

 

つまみ細工は 折ったりつまんだ小さなぬ布を組み合わせ 四季折々の花鳥風月の形の作り 櫛や簪として仕上げる江戸時代から続く伝統工芸です。

200年ほど前から宮中の女官や大名の奥女中が趣味として楽しんでいた和小物ですが 明治時代頃より 日本髪に付ける花簪に応用され始めました。

舞子さんがつける四季の簪もつまみ細工が応用されたもので 今の時代は七五三や成人式の髪飾りにも多用されています。

 

 

こちらは 如月さんの 縫わない小物&バッグ

着物の端切れや 和柄のプリント生地を使い 作られるバッグやポーチは とてもかわいいフォルムで 人目を引くこと間違いなしです。

 

 

 

《和小物 彩る 北鎌倉》は 明後日22日(日)までです。

鎌倉は 混み始めていますが 散策にはぴったりの季節です。

鎌倉歩きと一緒に 是非蔵屋さんで 和の世界もお楽しみくださいね。

そうそう こちらは 和裁士でもあり 日本刺繍もたしなむ和ごころさんの作品です。

会場では とびっきりの笑顔の着物美人が迎えてくれえますよ。

 

 

 

余談になりますが 蔵屋さんのオーナーさんは 北鎌倉駅近くにある 古民家ミュージアムの館長さんご夫婦。

私も度々 古民家ミュージアムにはお邪魔していますが 年内も興味ある展示が開催されています。

 

 

 

 

 

現在開催されえているのは 《つるた總子 時代裂のキルトアート展》

 

 

 

 

 

 

11/8からは《銘仙回顧~大正・昭和のレトロモダン》

できれば こちらは見に行きたいな~~~

 

 

 

 

アートの秋 たくさんの作品に触れ 刺激をいただき 感性を磨いて行かれればと思います。